天然素材蔵 寿司を握り、絆深め 見て、作り、食べる楽しみ
下小田中の飲食店・天然素材蔵(瀧永聡代表)主催で3月19日、12人が参加して寿司作り体験のイベントが行われた。リアルな体験を通して地域がつながり、寿司文化をインバウンドによる外国人観光客へ周知したい考え。
当日は、いなり、握り、軍艦巻きの3種類を用意。同店の食品衛生実務講習会で3カ月間学んだ『寿司ガール』たちが、作り方を指導した。特に難しいとされる軍艦巻きでは、力の入れ加減や盛り付けるネタによってノリに張りがなくなることなど、実践的な手ほどきを受けた。にぎった寿司は各自が皿の上に盛り付け、写真撮影をした後に参加者同士で感想を言い合いながら実食。食後はゲームやプレゼント交換などで交流を深めた。
参加した40代の男性は「初めて寿司をにぎってみたが楽しかった。今度は家族も誘って参加したい」と笑顔を見せた。
司会者として体験会を仕切った瀧永さんは「市の観光資源になれるよう観光協会にもPRしていきたい。今後は外国人観光客に、日本の食文化を知ってもらえるようなイベントにできたら」と思いを込める。