「クール・ミコクリエ演奏会」佐倉ハーモニーホ―ルにて5月12日開催【佐倉市】
5月12日(日)に佐倉ハーモニーホ―ル(佐倉市民音楽ホール)でクール・ミコクリエの演奏会が行われます。練習日の様子を取材しました。
歌える限り歌い続けたい
発足は2009年。
声楽家・榎本京子さんに指導をお願いし、コーラス好きのメンバーが集まりました。
団体名のクール・ミコクリエの「ミコクリエ」とはフランス語で「榎」の意味で、指導者の名字にちなんで付けられました。
佐倉市合唱連盟や千葉県婦人合唱連盟などに加盟しており、毎年さまざまな音楽イベントに参加しています。
メンバーは50代から80代の16人。
「今回のような単独の演奏会では多くの曲を暗譜しなければなりません。メンバーの年齢を考えると、大変だと思いますが、皆さん演奏会目指して頑張っています。これからも演奏会や各地の音楽祭など歌える限りずっと歌い続けていきますよ」と代表の松尾さん。
演奏会の演目は親しみやすい曲も
指揮は指導者である榎本さん。
千葉県内各地で7団体の女声合唱団を指導しています。
ピアノ伴奏は各地の合唱団の伴奏者として、また後進の指導にも当たっている山本いさ子さん。
演奏会は4つのステージに分かれます。
第1ステージは金子みすゞの詩による合唱曲集「このみちをゆこうよ」全曲、「わらい」「きりぎりすの山登り」「もくせい」「鯨法会」「このみち」。
第2ステージは榎本さんのアルト独唱。
佐倉市では初披露となるので、お聴き逃しなく。
第3ステージは皆さんがよくご存じのポピュラーな選曲で「地上の星」「きみ歌えよ」「Butterfly」「いのちの歌」「瑠璃色の地球」。
第4ステージはさだまさし作品集「北の国から」より「道化師のソネット」「防人の詩」「天までとどけ」「無縁坂」「北の国から」。
特に「防人の詩」は歌うのがかなり難しく、「編曲者を恨みたいぐらい」と笑って話すメンバー。
榎本さんの「スタッカートの記号見える? 老眼? ここだけの練習じゃなくて、もっと歌い込まないと」との指導に笑顔でうなずく皆さん。
演奏会当日が楽しみです。(取材・執筆/さくら)
日時/5月12日(日)午後1時30分開場 午後2時開演
会場/佐倉ハーモニーホール
住所/千葉県佐倉市王子台1-16
料金/無料(全席自由)
電話番号/043-258-2009 松尾
電話番号/043-487-4721 莇(あざみ)