免疫力を高めるもう1つの手段「腸活」!腸内環境を整える腸内細菌の種類とバランスとは?【1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法】
理想的な腸内環境とは【1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法】
よい腸内細菌バランスが免疫力を高める
ここからは、免疫力を高めるもうひとつの取り組み、「腸活」について見ていきます。
すでに説明したとおり、腸は水分や栄養分を吸収する器官です。しかし、それだけではありません。人間の体の中にある免疫細胞の70%が腸内の粘膜に存在し、体全体の免疫機能を支える役割も担っています。つまり、腸を健康に保つことこそが、免疫力を高めることになるのです。
では、その免疫機能を活性化させるにはどうしたらいいでしょう。そのカギになるのが腸内細菌です。
腸内細菌は、腸の消化・吸収を促進する善玉菌、反対に腸の働きを鈍らせる悪玉菌、そして、善玉菌と悪玉菌の優勢なほうに同調して作用する日和見菌の3種類からできています。そして、この3つのバランスが、善玉菌2、悪玉菌1、日和見菌7の割合になるのがベストな状態と言われます。腸内をこのような状態にすることが、腸内環境が整った状態であり、それを目指して「腸活」するのです。
腸内環境を整えるのには食べ物が重要です。発酵食品であるぬか漬けやヨーグルトは積極的にとりたい食材です。食物繊維が多いごぼうやきのこ類もいいでしょう。さらに、納豆菌、乳酸菌、食物繊維が豊富に含まれているのが納豆です。これらを毎日食べて、免疫力アップを目指してください。
出典:『1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法』