【堀田温泉】別府市にある四季を感じる露天風呂と誰もが利用しやすい設計が人気の温泉
おんせん県大分の中でも、特に知名度の高い温泉地といえば”別府市”を挙げる方が多いのではないでしょうか。
今回は別府の西の玄関口に位置する堀田温泉郷入り口にある市営温泉『堀田温泉』をご紹介したいと思います。
アクセス
別府駅からは車でおよそ15分。
堀田温泉入口交差点を左折してすぐのところにあります。
『堀田温泉』には、無料の駐車場が約30台あり、その内身障者等用の駐車場も2台あります。
『堀田温泉』について
別府の西の玄関口に位置する堀田温泉郷の歴史は古く、湯布院、大宰府へ通じる交通の要衝だったため温泉場として栄えていたといいます。
江戸時代には堀田温泉場が形造られ、浴場も整備されていたので、儒学者・廣瀬淡窓なども立ち寄ったと言われています。
市営温泉『堀田温泉』は平成15年4月にオープンしました。
市営温泉では初めての試みとなるストーマ装具の交換などができる設備が整った「オストメイト対応トイレ」を設置するなど、あらゆる方が利用しやすいよう配慮した設計となっています。
受付と料金について
『堀田温泉』の営業時間は6時30分から22時30分まで。
ただし14時から15時までの1時間は清掃のため入館・入浴できません。
靴は入り口右にあるシューズロッカーに入れてください。
受付は入り口左にあります。
入浴料は、中学生以上の大人300円、小人100円、小学生未満は無料です。
受付では、タオルやシャンプー、リンスなどアメニティーグッズの購入もできます。
シューズロッカー奥には広々とした窓が印象的な休憩室もあり、15分200円のマッサージ機も2台ありました。
お天気が良い日には窓から別府湾が望めるということですので、お風呂上がりには是非こちらでゆっくりくつろいでいただきたいと思います。
お風呂について
『堀田温泉』には、「やまのゆ」と「さとのゆ」があり1週間ごとに男湯と女湯を入れ替えています。
さとのゆ
まずは手前に位置する「さとのゆ」からご紹介。この日は女湯として使用されていました。
広々とした脱衣所にはコインロッカーもあります。
洗面台のドライヤーは3分30円です。
また、ベビーベッドや車椅子も備え付けられており、自由に使用することができます。
また、内湯を覗くと入り口には足などが悪い方のための椅子も用意されています。
洗い場も、通常のものの他に、誰もが利用しやすいよう考えられたスペースが。
大きな内湯の浴槽には日の光が入り、開放的な気分になります。
植栽に囲まれた岩組みの露天風呂は、頭上に燕も飛びかい、秘湯に来ているかのような心持ちに。
やまのゆ
この日は男湯で使用されていた「やまのゆ」。
「さとのゆ」と変わらぬ老若男女多くの方が入りやすいよう配慮した設計となっており、浴槽や脱衣場も手すりも設置されています。
露天風呂も、「さとのゆ」とはまた少し違った景色を感じられます。
泉質
泉質は単純温泉で、柔らかな肌触りが特徴的です。
身体に優しいお湯なので、ご高齢の方や小さな子ども、皮膚の弱い方にもおすすめです。
施設もお湯も、その全てがどんな方にも優しい『堀田温泉』。
設備の面で温泉に行くのが不安だと感じていらっしゃる方も、きっとここなら気持ちよく別府のお湯を楽しむことができるのではないでしょうか。