【阿蘇五岳】烏帽子岳と杵島岳は登山初心者でも楽しめる。
阿蘇山という山はありません。阿蘇五岳とカルデラを総称して「阿蘇山」といいます。 阿蘇五岳には「根子岳・高岳・中岳・烏帽子岳・杵島岳」と5つの山があります。根子岳記事高岳・中岳記事今回は烏帽子岳と杵島岳を登山し「阿蘇五岳制覇」してきました!
登山口がわかりやすい。
今までの阿蘇五岳で一番わかりやすいかもしれません。
阿蘇火山博物館のある草千里ヶ浜駐車場に車をとめます。 草千里ヶ浜駐車場は有料になります。帰りに駐車料金を支払ってくださいね。
普通車は1日500円。 久しぶりに草千里ヶ浜まで来たのですが、外国人の観光客が沢山いらっしゃいました。
烏帽子岳は草千里ヶ浜を挟んだ向こう側(写真下)、杵島岳は草千里を挟んで反対側(写真上)にあります。
外の気温は17℃過ごしやすい気候ですが、登山は長袖と長ズボン、登山に適した靴で登ってくださいね。
烏帽子岳に出発!
まずは烏帽子岳に向かいます。馬さんに見送られながら歩いてきます。
草千里を案内してくれる馬さんに乗馬することもできます。
この手前に「登山届」のボックスがありますので、ここで記帳していきます。
中をあけると
地図もありますので、必ず持って行ってくださいね。
登山届には、所要時間なども書いてあるので目安になります。 今日はぐるっと周遊コースで登山します。
目指すはあの山。さて、どこから登ればいいのでしょう。
地図を見たら尾根を登っていくコースなので、くぼんだ所を目指して草原を歩きます。
階段らしきものを発見しました。
ここからススキをかき分けてスタート。
山頂近くまでこんな感じの道を歩いていきます。
黒土で急斜面なので、雨が降った後などは滑りやすいので注意してくださいね。
40分ほど登っていくと、草千里が見え、雲が近い感じがしますね。
1時間ほどで山頂に到着。
山頂からはお天気が良いと雲仙まで見渡せるほど。
中岳火口も見下ろせます。
帰りは来た道と違う「草千里」方面へ降りていきます。
整備されている場所もありますがススキをかき分けて下山します。
下りは40分くらいでしょうか。草千里ヶ浜駐車場に到着しました。
次は正面の山「杵島岳」を目指します。
階段が地味にきつい「杵島岳」
杵島岳をめざして草千里ヶ浜駐車場を抜けます。
杵島岳は40分~50分で登れそうです。
こっちぽそうな看板があったので、進んでいきます。
電気自動車とすれ違いましたが、進んでいきます。
看板を見つけたので杵島岳方面に進みます。 ここまでは舗装された道ですので、スニーカーでも登れそうです。
遊歩道を進むと登山届のボックスが。
ひたすら舗装された道
そして階段。 地味にこの階段がきつい。
振り返ると、さっき登った烏帽子岳が応援してくれているようです。
50分くらい階段を登ったところで山頂に到着。
杵島岳の山頂からぐるっと御鉢巡りができますよ。 約40分くらいで回ることができますが、舗装はされていないので気を付けてください。
山頂からも火口が近くにみえました。
8割くらいは外国人
登山中にすれ違う方々に挨拶をするのですが、多くは外国からの観光客の方でした。 下山後の草千里ヶ浜駐車場も日本語より他国の言葉が多く感じました。
山には熊本県の県花「りんどう」が咲いています。 秋の風を感じながら歩いてみてはいかがでしょうか。