エギングロッド流用ちょい投げ釣りでシロギス55匹【京都】20cm超えもゲット
エギングロッドを使って京都府の丹後半島で日中にシロギスのちょい投げ釣りを楽しみました。風裏のポイントで釣り、藻場の手前を狙って数釣りを成功させ、計55匹をキープ。20cmオーバーのシロギスも混じり、家族に大好評の天ぷらにして楽しみました。
ちょい投げでシロギス釣り
家族から『イカやタイはもう要らんで』と言われてしまったので(笑)、シロギスなら喜ばれるだろうと考え釣行を決行。昼間の短時間なので、気軽な投げ釣りをしようと日本海へ向かいました。途中の釣具店では『ここらではまだ早いよ』と言われましたが、更に北上し久しぶりに丹後半島へ向かいました。
当日の状況
海岸に到着すると、天気は良いものの東寄りの風が強い状況。
北風の場合、この海岸は釣りが難しいですが、幸いにも東からの風だったので、大岩の西側の風裏のポイントに釣り座を構えることに。波も程よくあり、海底に引き波で砂が舞っていて、釣れそうな感じです。
使用したタックル
エギングタックルでのお気軽スタイル。
オモリはハヤブサの『立つ天秤スマッシュ』の10号(約38g)を使用。これならエギングタックルでも十分です。
仕掛けはささめ針の『ちょい投げ』3本針で、針は小さめの6号を使用。長さも1m程なのでエギングロッドでも投げやすいのが良いです。
今回はシロギスの確認と数釣りが目的なので、ワームではなくエサはイシゴカイにしました。。
12時に海岸に到着
この海岸はシロギス以外の外道もほとんどいないため、反応があればキスの可能性が高いです。沖合90〜110m程の距離に藻場が点在。本格的な投げ釣りならその藻場の向こうを狙いますが、今回はちょい投げなので藻場の手前を集中的に狙うことにしました。
藻場の状態を観察しながら、中央よりもやや東側に藻場と藻場の切れ目を発見。その筋からシロギスが藻の手前に入ってきているかを確認するため、ここからスタート。
1投目で初本命ゲット
まずは80mキャスト。着底から引き釣りを開始。底の凹凸を感じながらさびいていると、すぐに『ググン』とアタリが。上げてみると本命のシロギスが釣れました。やはりここにはシロギスが入ってきていましたね。
すかさず同じポイントにキャストし、同じ凹凸を感じるとアタリが連発。狙いが的中して楽しいひとときを過ごしました。
10匹程釣れてからここでアタリが止まるも、50m前後の距離まで探るとまたアタリが連発。
20cmオーバーも混じりながら3本針に3連もあり、エギングロッドなのでアタリも良くわかり、やり取りがしやすいので数釣りの楽しさを満喫。
ここでもアタリが止まったら、手前まで引き釣りで確認。次は10m程でアタリ。だんだん近くに群れが寄っている様子。引き釣りなので、10〜80mを効率的に狙って数を稼ぐのが良いです。
サイズが落ち込み納竿
14時30分が過ぎて40匹程釣れたので、残り時間で50匹は超えるだろうと思っていると、突然風が止み、波っけも無くなりベタ凪状態に。
ここから釣れてくるのは10cm程のピンギスの群れに変わってしまいました。引き釣りから置きに変えてもピンギスの『コココッ』というアタリばかり。
ちょっと東側の藻場までの距離が80mぐらいの所に移動。ここのほうが底の凹凸がはっきりしていたので集中して狙うと、『ググン』とアタリがあり、ゆっくり引いていると『ゴゴンッ』と良いアタリが出始め、20cmオーバーのシロギスが2連で釣れるも、数投でピンギスのアタリに変わってしまいました。
『コココッ』というかわいいアタリばかりになり、飼育したいサイズが連続で釣れてリリースばかりに。
さらに波打ち際まで穏やかになり、ピンギスのほうが活性が上がったのか、逃がしたキスがまた掛かっているのかというぐらいかわいいサイズばかりになり、ここで納竿としました。
釣り終了&振り返り
リリースもしましたが50匹は釣れたかなと思い、数えると55匹キープ。25cmオーバーは残念ながら釣れませんでしたが、20cmオーバーもまずまず釣れて満足。
エギングロッドは竿先が程よく曲がってくれるので、アタリも分かりやすく、引き釣りでの向こう合わせにピッタリ。
遠投をせずとも、ちょい投げでシロギスの群れの距離感を把握しながら数釣りができ、マヅメでなくても日中の誰もいない海岸でゆっくり投げ釣りも楽しい釣行に。
帰宅後は家族が楽しみに待っている天ぷらにし、大好評。お気軽にできて数も釣れ、食でも家族に喜ばれるシロギス狙い、是非試してみてください。
<田村昭人/TSURINEWSライター>