【駿河区・果林】定食充実のレトロ喫茶 裏メニュー「肉じゃが」こういう“行きつけ”欲しかった!
表通りから一歩入った裏道で見つけ喫茶店。勇気を出して入ってみると定食が充実し、明るい夫婦が切り盛りする実家のような空間でした。裏メニューの「肉じゃが」に出会えたらラッキーです!
いつも通る表通りから１本裏へ入れば、そこはまるで別世界。静岡県民必見の裏スポットを巡ります。東名静岡インターと市街地を結ぶ主要道路「インター通り」を散歩します。
メニューは定食が充実
地元の人がオススメする喫茶店に向かいます。創業50年、常連さんが集う「果林（かりん）」です。
メニューを見てみると、定食が充実していました。
・焼肉定食(900円)
・ピーマン肉炒め定食(900円)
・豚キムチ定食(900円）
・肉丼定食(800円）
など、手間を惜しまず自家製にこだわっています。
マスターの粉川晃さんおすすめは、「自家製ミートソース(780円)」や「自家製カレー(700円)」です。
ミートソースのパスタは、肉をしっかり感じるタイプでした。
カレーはお肉が柔らかく、最初は甘いのですが、後から辛さを感じます。
「焼肉定食(900円)」もおすすめで、全て自家製のタレで作っています。
裏メニュー「肉じゃが」
メニューにはありませんが「肉じゃが(450円)」もあります。喫茶店ではちょっと珍しいメニューじゃないですか。
妻の早苗さんが時々作るという、あったらラッキーの裏メニューです。
「お新香(200円)」や「お母さんの味噌汁(200円)」を単品で注文することもできます。実家に帰ってきた気分になりますね!
常連さん多め
創業は1974年。マスターは77歳。早苗さんが82歳です。
果林・粉川早苗さん：
ほとんど常連さんですね。少し道を入った所にあるので、一見さんはあまり来られないですね
以前は周辺の企業に勤める人たちが訪れていたそうですが、多くの企業が撤退し、お客さんは昔の3分の1程度になってしまったそうです。
夫婦が続ける喫茶店には、ちょっと珍しい海外の置物や飾りがあります。それもそのはず、夫婦で27カ国に海外旅行に行っているそうです。
好きなのは欧州各国。イギリスで駐車違反で捕まった思い出も話してくれました。
おいしい料理とマスター夫婦との楽しい会話、常連さんになりたくなっちゃう穴場の喫茶店でした。
■店名 果林
■住所 静岡市駿河区西脇477－1
■営業時間 9：00～19：00
■定休 日・祝
■駐車場 あり