海水浴シーズンに向け 鵜の浜海水浴場に砂搬入
去年1月、強風や高波などの影響で砂浜が削り取られた上越市大潟区の鵜の浜海水浴場で、砂浜を整備する工事が今月7日(水)から行われています。
鵜の浜海水浴場は砂浜が強風や高波の影響でここ数年少しずつ削り取られ、去年1月に水害などを防ぐ護岸がむき出しになりました。現在、海水浴場では海開きに向けて砂を運ぶ作業が行われています。
作業は今月7日(水)から始まり、柿崎川の河口に積もった砂を、10トントラックで1日当たり100往復、全部で5000立方メートルほど運びます。砂を運ぶエリアは海岸線およそ180メートルです。
上越地域振興局 地域整備部 田口 浩司 副部長
「浸食はその年によって変わる。波の向きや風向きによって変わる。今、離岸堤が設置されているが、今後は柏崎側にも2基設置を予定している。来年からブロックを入れる予定」
去年、海水浴場は砂浜が整備できた直江津側に、場所を20メートルほどずらして運営しましたが、規模が狭く、海水浴客の入り込みは例年の6割ほどにとどまりました。
大潟観光協会 佐野謙一 事務局長
「今年は柿崎側の方に砂を入れて、昔に近い形で海岸の整備ができている。海水浴客から楽しんでもらえるように作っている。楽しんでもらうのが大事なので継続していきたい。ぜひ利用してもらいたい」
工事は23日(金)まで行われる予定です。
7 月1日に安全祈願祭が行われ、そのあと7月12日から鵜の浜海水浴場の営業が始まる予定です。