マッツ・ミケルセンらセレブが集結、幕張メッセで「東京コミコン2024」が開幕
2024年12月6日、世界最大級のポップカルチャーイベント「東京コミコン2024」が幕張メッセで開催した。マーベルやDCをはじめとする漫画や映画のプロップ(映画で使われた小道具・衣装)、グッズ、アーティストによる作品が一堂に会する大イベントだ。特に、豪華なハリウッドセレブの来場は何よりの楽しみと言えるだろう。
オープニングイベントでは、マッツ・ミケルセン、ジュード・ロウ、ジョシュ・ブローリン、ベネディクト・カンバーバッチ、アンセル・エルゴート、クリストファー・ロイド、ジェイソン・モモア、ジョン・ボイエガ、ベン・マッケンジー、ダニエル・ローガンヒュー・ダンシー、山下智久、フルール・ジェフリエ、斎藤工という超豪華なセレブリティが登場。観客の熱狂的な歓声が会場を揺らした。
全員が法被(はっぴ)姿に着替えて鏡開きを行い、開幕した。同イベントでしか観られない貴重な光景だ。
その後、4日後に渡米を控えているというお笑い芸人のゆりやんレトリィバァもサプライズで登場。ゆりやんがクリストファー・ロイドからアメリカ進出におけるアドバイスを受けるという、これまた2度と実現しなさそうなトークショーとなった。
展示エリアでは、マーベル、DCなどのアメコミ作品のほか、『ジュラシック・パーク』『スター・ウォーズ』『ターミネーター』などの映画に登場したキャラクターや小道具が揃う。
黒く光る機能美をたたえた「バットモービル」をはじめ、『ターミネーター』でT-800が乗っていた「ハーレーダビッドソン ファットボーイ」など夢の乗り物が展示されている。
『ターミネーター』のフルサイズ「エンドスケルトン」は、実際に撮影に使用された唯一の現存品。そのほか「ラスト サムライ」で使用された刀やデッドプールの全身像などが楽しめる。
映画作品の車に実際に乗車できるフォトスポットが今年も登場。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の「DMCデロリアン」、『007』のアストンマーチン、『ジュラシック・パーク』のRVビークル、『スピード』のバスなど、作品の中に没入するかのような憧れの体験がかなう。
スーパーライドコーナーでは、『ワイルド・スピードシリーズ』『ナイトライダー』『頭文字D』などで使用された スーパーカーが並んでいる。
出店者ブースエリアでは、多様な作品のフィギュアやアパレルグッズが満載。『ゴジラ』『イカゲーム』『ストレンジャー・シングス 未知の世界』『サウスパーク』『ハリー・ポッターシリーズ』など財布の紐がゆるみまくるアイテムがひしめいている。
「アーティストアレイ」では、アーティストの作品販売やサイン会が行われていた。『100日後に死ぬワニ』のきくちゆうきや、『アドベンチャー・タイム』でリードデザイナーを務めるマシュー・フォルシスなどに会えるのは、めったにない機会だろう。
ステージブースでは、バットマン85周年を記念したスペシャルイベントや、アバンギャルディも登場するアメコミ制服ダンスフェスが行われる。最終日のグランドフィナーレでは再度セレブらに会うチャンスがある。
リングブースでは、スターダム×マーベラス×極悪女王スペシャルステージなどが行われた。以降は、ものまね芸人によるエンタメステージや長州力と武藤敬司によるトークショーなど、様々なジャンルのイベントが繰り広げられる。
コミックというフィクションの世界をリアルで体感できる同イベント。コスプレをして、漫画や映画の登場人物になりきって楽しむのも一つの手かもしれない。