【熊本市中央区】2時間あったら何をする?私は巨匠になれました。【熊本マンガアーツ】
こんにちは。巨匠です。
こんな大作を2時間で描きあげた…巨匠です。この方法を使えば誰でも2時間で巨匠になれる、という魔法のような所を発見したのでご紹介します。
それは突然に。
場所は熊本市中央区手取本町
大劇ビルの地下にあるのが今回の舞台となる「熊本マンガアーツ」です。
ここでは集英社をはじめ、さまざまなマンガグッズが展開されているので、ちょっと時間が空いたときなどにフラリと立ち寄るのですが
なんだろう
結構変わってない?以前来た時にはこんなに幅広いキャラクターはいなかったのにバージョンアップしとらーす! ※以前きたときの記事はこちらから↓2024年12月20日大劇会館地下1階に「熊本マンガアーツ」ができたよ~!!!いや~ちょっと来ないとこんだけ変わるのか...
ん?
「こちらは新しくできた体験ゾーンです。プロ仕様の画材を使ってお好きなキャラクターをなぞるだけでこんな仕上がりになりますよ」
「え?これなぞっているだけなんですか?」
「そうです。大体60分~120分程度、所要時間が見込まれますが、もし途中であっても画材などはプレゼントでお渡しできるのでご自宅で仕上げても結構ですよ」
「ちょうど120分、時間を持て余しております。やります!!」
巨匠への一歩
まずは専用ブースに大人しく着席し、汚れてもいいようにエプロンを貸して貰えるのでそれに着替えます。
机に準備されたのは、下敷きらしきものと定規
そして名前も分からないけれども、きっとこれが専用の画材!
そして、これはさすがに分かる!ヘアゴム!これ地味に助かる!!!
「さあムトーさんこれがGペンです。このGペンで描いていきます」
「Gペン!!うっすら日ペンの美子ちゃんでそんなワードを見た気がします!!」
Gペンを組み立てたら
実際に線を引いてみます。
「使用するのはこのインクです。最初にドボンと付け過ぎないように注意されてください」
「ドボン...」
「やってみましょう」
こうして...
「こう...」
「これ結構ドボンじゃないですか?」
「大丈夫です。ドボンしすぎたら容器の端で調整すればいいのです」
「ペンを動かすのは上から下が基本です。逆にやっちゃうと破れてしまうので」
「習字の筆のような感じですか?」
「そうですね、そのイメージであってます!」 力の入れ加減で線も細くなったり太くなったり。これは絵は未経験でも書道したことがある人は、比較的すんなりと受け入れられる感じです。
「ではお描きになりたいものをこの中から選んでいきましょう!」
なるほど、こんな感じでうっすらすでに描いてあるのをなぞっていく感じですね。
それにしても
めっちゃあるやん。
この1ページで最大に人を煽れるので、これを描いて名刺代わりにしたいなとも思いますし
あれもこれもと
これは選ぶだけで時間が溶けてしまう方もいるはず。
「はい、決まりました」
これしかないでしょう。
マジで体感30分
「では何かあればいつでもお声がけくださいね」と、この時点でスタッフは去っていくので 隣に誰かおると緊張する…という心配はなし。 さて、やりますかな!!! では実際の様子を早送りした動画でご覧ください。 [video width="1080" height="1920" mp4="https://higojournal.com/wp-content/uploads/2025/11/1763525410-975f02ebba1001a0095e67e4c4854049.mp4"][/video] 序盤で崖の石に着手してしまい、集中力をほぼそこで使い切ったので 疲れ目と老眼のコラボで肝心のラオウの目がよく見えなくなり 訳のわからぬ白目になったり、黒目を書き足したらラオウとは真逆の少女マンガ風になったり 鼻の下の丸が(多分陰影)鼻ちょうちんみたいになったりと1人でザワザワしましたが
なんとか誤魔化せました。この時点でふと時計を見るともう2時間経過!!そして完成した作品は
なんと、額縁に入れていただけます。使用したGペンと墨もプレゼントしてもらって額縁までって...あた、気前のよさ!!!!
なので、2時間で巨匠になり得たって訳です。
しかし実際に描いてみてわかったのが「プロはすげえ」ってこと。 終わった後に壁に掛けられていた原画を見るともう「ふわあああああ!!すっげ!!」ってなるんですよ。 今まで原画見てもどういう感情持てばいいのか分からなかったんですが、体験したことで新たな気持ちが芽生えてきました。 作業は、めちゃくちゃ集中できたし なんなら「そろそろ新作を描くかね」って気持ちが終わってすぐに湧き上がります。 自分自身も気づいてなかった才能にここで出会えるかもしれませんよ! ぜひチャレンジされてみてはいかがでしょうか。