物が多い家で片付けが苦手な方へ! どこから始めるべきかを紹介
最初は物が少なかった家。長く住み続けることで、物が次第に多くなり、片付け方法に悩む人が多いのではないでしょうか。 物が多い家では、どこから手をつければ良いのかわからなくなりがちです。この状態の原因は、「物を持ちすぎている」「収納スペースが不足している」「片付ける時間が取れない」などのさまざまな要因が絡み合っています。また、心理的な要因も大きく、物に対する執着や、物を捨てることへの抵抗感が片付けの妨げとなることも多いです。今回は、片付けることによって生じるメリットや片付けのポイントなどをご紹介。これらのメリットを意識することで、片付けへのモチベーションを継続し、キレイで片付いた家を実現しましょう。
片付けを始めることで得られるメリットは?
物を片付けることで、家がスッキリし、生活の質が向上します。ただ、片付けが苦手な人ほど、「面倒だ」と思ってしまう方も多いのではないでしょうか。整理整頓された家は、家族全員が過ごしやすく、掃除も楽になるなど、メリットはたくさんあります。ここでは片付けることによって生じるメリットをご紹介。片付けへのモチベーションアップにつなげましょう。
探し物をする時間を減らせる
整理整頓をしっかりとすることで、日々の「家や車の鍵がない!」「携帯がない!」など、探し物をする時間を減らすことができます。この無駄な時間を減らすためには、物を定位置に定めることが大切です。無駄な時間を削減できることから、生活にゆとりができるなど、時間を有効的に使うことができます。
無駄な買い物をしなくなる、お金を有効的に使える
整理整頓により、物の量や家の在庫数をきちんと把握できると、同じ物を間違って買ってしまうなど、無駄な買い物を防ぐことができます。また家が片付いた後、その状態をキープするためには物を増やさないことが大切です。そのため、自然と無駄な買い物をしなくなり、結果、節約にもつながります。
掃除がしやすくなるなど、家事を効率化できる
物はすべて収納ケースにしまわれているため、テーブルや床には物がなく、掃除がしやすく、掃除にかかる時間を大幅に減らすことができます。
ストレスを感じない、リラックスできる部屋に
脳は本来、整った状態を好みます。散かった部屋は脳にたくさんの刺激を与えるため、常にストレスを抱えた状態になります。また、リラックスするスペースも確保できないため、心も体もリラックスしにくくなります。整理整頓を進めると、自己整理が進むのでストレス発散につながります。リビングがきれいになることで、家族だんらんの時間も自然に増えていくなど、たくさんのメリットがあります。
物が多い家の片付けを始める前にチェックしてほしいポイントを紹介
いざ、片付けを始めようとしても、モチベーションが維持できずに途中で諦めてしまうこともあると思います。片付けを最後まで、スムーズに続けられるポイントをご紹介します。
片付けの明確な目標を設定
片付けを成功させるためには、明確な目標設定が必要です。「部屋をスッキリさせたい」「家族全員が快適に過ごせる空間を作りたい」といった具体的な目標を設定することで、片付けのモチベーションを維持しやすくなります。また、大きな目標を立てると同時に、1日の片付け量を小分けにし、達成感を得ながら進めることで、やる気を持続させることが重要です。
片付けを効率的に進めるための準備(道具やスケジュール)
片付けを効率よく進めるためには、事前に道具を準備し、スケジュールを立てておくことが大切です。ゴミ袋、収納ボックス、ラベルシール、ダンボールなどを用意し、不要な物を仕分けしやすくします。また、片付けに使える時間をあらかじめ決めておき、毎日少しずつ進めると無理なく続けられます。週末に一気に片付けを行うのも一つの方法ですが、計画的に進めることが成功の鍵です。
物が多い家の片付けのポイント
物が多いと、どこから手を付けていいか分からないという方も多いのではないでしょうか?片付けを効率的に進める方法をご紹介します。
片付けの優先順位を決める
物が多い家を片付ける際、まずは片付ける優先順位を決めることが重要です。最初に片付けるべきは、家族全員が頻繁に使うリビングやキッチンなど、生活の中心となるスペースです。これらの場所を片付けることで、家全体がスッキリし、他のエリアも片付けやすくなります。また、短期間で片付けられる場所を優先すると、達成感を得やすく、モチベーションを保つことができます。
リビング・キッチン・寝室など場所ごとの片付けポイント
リビングでは、散らかりやすい小物や書類をまず整理し、必要なものと不要なものを分けます。キッチンでは、使っていない調理器具や食器を断捨離し、収納スペースを最大限に活用することが重要です。寝室は、衣類や寝具を整理し、収納スペースを確保することで落ち着いた空間を作りましょう。場所ごとに異なる片付けのコツを押さえることで、効率よく進められます。
大きいもの、小さいものどちらを先に片付ける?それぞれのメリット・デメリット
大きなものから片付ける方法は、スペースが一気に空くため、スッキリ感を早く実感できるメリットがあります。しかし、時間や労力がかかるため、疲れて途中で挫折しがちです。一方で、小さなものから片付けると、短時間で成果を感じやすく、達成感を積み重ねられますが、見た目の変化が出にくく、全体の進行が遅く感じられることもあります。どちらの方法も、家の状態に合わせて使い分けるのがポイントです。
物が多い家は思い切った断捨離を!必要なものと不要なものの分別方法
断捨離の基本は、物を「必要」「不要」「保留」の3つに分類することです。使っていないものや、壊れているものは潔く処分し、必要なものだけを残すよう心がけます。感情的な要素で物を手放せない場合は、「保留」ボックスを作り、一定期間経過した後に再度判断する方法が有効です。客観的に物を見ることで、スムーズに断捨離を進めることができます。
収納スペースを有効活用
収納スペースを効率的に使うためには、使う頻度に応じて物を収納する場所を決めることが大切です。頻繁に使うものは取り出しやすい場所に、季節物やあまり使わないものは上部の棚や奥に収納するなど、動線を考慮して配置します。また、収納ボックスや仕切りを活用することで、スペースを最大限に有効活用できます。
片付けた後にキレイな状態を維持するための工夫とは?
せっかく片付けたのだから、キレイな状態を維持していたいですよね。日々の生活で気を付けるべきことなどをご紹介します。
綺麗な状態を維持するためのルーティンをつくる
片付けが終わった後も、きれいな状態を保つためには、毎日のルーティンが大切です。例えば、帰宅時には必ず物を元の場所に戻す習慣をつけたり、週に一度はリビングやキッチンを軽く整理する日を設けることで、散らかりにくい状態を維持できます。少しずつ継続的に片付けを行うことで、部屋をきれいな状態に保つことが可能です。
物が増えすぎないようにする管理方法は?
物が増えすぎないようにするためには、「新しい物を買ったら古い物を処分する」というルールを設けることが有効です。また、定期的に家の中を見回し、使っていない物をチェックして断捨離を行う習慣をつけることで、家全体がスッキリした状態を保てます。物を管理することを意識し、必要以上に増やさない生活を心がけることが、片付けを維持するためのポイントです。
まとめ
片付けを成功させるためには、無理のない計画を立てて、少しずつ進めることが大切です。また、片付けることで得られるメリットを常に意識し、最終的にどんな空間を作りたいのかをイメージすることで、モチベーションを維持しやすくなります。 今日からできる片付けの第一歩は、まず小さな場所から整理を始めることです。リビングのテーブルやキッチンの一角など、少しずつ片付けを進めることで、達成感を得ながらスムーズに進めてみてください。