栗木神社 20年ぶりに単独で例大祭 黒御輿を34年ぶりに修復
磯子区の栗木神社で9月14日(土)、15日(日)に例大祭が開催される。昨年までは栗木町内会などと合同で夏祭りを実施していたが、今年は20年ぶりに神社単独で例大祭を行うことになった。
同神社には宮司が常駐しておらず、住民らで組織する「栗木神社奉賛会」が管理運営などを担う。神社には、宮神輿、町御輿、黒御輿、子ども御輿の4基があり、今年は高さ約1・2m、幅約1m、重さ約35kgで、主に女性が担ぐ「黒御輿」を34年ぶりに完全修復。洋光台第二中学校ボランティア部の生徒やJA横浜磯子支店、横浜信用金庫栗木支店、横浜上中里郵便局の職員、栗木御輿愛好会など約60人が御輿を担ぎ、町内を巡業する。
奉賛会の伊澤良三会長は「栗木の御輿は地域のみんなで一緒に担ぎ、和気あいあいとしているのが特徴」とし、「一人では担げない御輿を地域のみんなで担ぐことで、人の輪を広げていけたら」と話していた。
例大祭では14日午前11時から式典、御霊入れ、直会を実施。15日午後1時15分に宮出し、神社から中村公園、環状3号ガード入口、小泉神奈川、栗木町会下などを巡行し、宮入りは午後4時頃の予定。