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魚介のうま味ぎっしり“異国情緒漂う”創作だしカレー【札幌カフェマップ】

SASARU

 札幌市中央区・大通公園の近くにあるカレー店『ひるまがり』。オリジナリティーあふれる「創作だしカレー」が人気です。円山地区で2年間、週末限定の間借り営業をしていた大湊奈央子さんが、2023年12月に自分の店を構えました。

 木材が美しく組まれた廊下から中へ入ると、昼下がりの穏やかなひとときを包み込むような空間が広がります。

 定番の人気メニューは、国産鶏を使った「だし香る鶏のスパイスキーマカレー」(1,550円・ドリンク付き)。長時間かけてうま味を凝縮させた魚介のだしや、スパイスの香りを生かしています。
 旬の食材を生かした月替わりの季節限定カレーもあります。1月は「たちと鱈(タラ)とオリーブのだしカレー」(1,900円・ドリンク付き)。取材した柴田平美アナウンサーも「珍しい組み合わせですよね。おいしそう」と興味津々の様子です。

 プリプリのタチは濃厚でとろけるような味わい。タラは身をほぐしてカレーのベースに使っています。ブラックオリーブもアクセントに。

 魚介のうま味を感じながらも、ピリッとした辛さもしっかりとあります。大湊さんが「ブイヤベースをイメージしています」と話すように、異国情緒が漂う一品です。

 カレーには、漬物や炒め物など5種類の副菜が添えられています。
 副菜の一番人気は「おばあちゃん直伝の漬物」。白菜とがごめ昆布を使っていて、ごはんにもカレーにもよく合います。がごめ昆布のネバネバ感もたまりません。

 「小松菜のレモンジンジャーサラダ」は、レモンの香りが爽やかで、すっきりとさせてくれます。
 副菜の内容は季節によって変わります。

 「カレーと副菜を混ぜながら食べ進めていくと、味わいや食感が変わり、楽しく召し上がっていただけます」と大湊さん。
副菜を一つずつ味わった後は、全体を豪快に混ぜてさらに味の変化を楽しみましょう。酸味やだしの風味などいろいろなおいしさが際立ち、食感の違いも加わり、不思議なほどに調和します。

 食後のドリンクは、オリジナルブレンドコーヒー、自家製ジンジャーティー、クミンティーの中から選べます。クミンシードを煎った「クミンティー」は、玄米茶のような香ばしさにホッとリラックスできます。

 入り口のカウンターに並んだガラス瓶には、大きなビスコッティが。他にはないスパイスとの組み合わせが気になります。
その中の一つが「ビスコッティ・青山椒とチョコレート」(280円)。チョコレートのこくとともに、山椒の香りやクルミの香ばしさが鼻を抜けます。

 大湊さんは「ゆっくりとくつろぎ、五感を使って食事を楽しんでいただき、皆さんの活力になるような場所にしていきたい」と笑顔で話します。
 

ひるまがり
住所:札幌市中央区大通西6丁目6−9、クリーンビル2階
定休日:火・水曜

*「いっとこ!」1月18日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗へお問い合わせください)

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