啜れ!名古屋の麺道場 vol.5|あの二郎系インスパイアがついに名古屋に降臨!欲望のままに夢ある1杯を喰らえ!
二郎系といえば、麺を覆うように盛られた山盛りのヤサイにニンニク、トッピングが印象的ですよね。
その見た目はとにかく“爆盛り”かつ“ハイカロリー!”
あの満足感、そして1度食べたらまた食べたくなるあの中毒性!そう、二郎でしか満たすことのできない欲求があるのです!
食べること、すすることが好きな私にしむーが名古屋市内の二郎系ラーメンを巡り、その爆盛りに果敢にチャレンジしながらその魅力をマシマシでご紹介していきます!
今回は丼にありったけの夢と旨いを詰め込んだ1杯を啜っていきます!
ヲタクの、ヲタクによる、ヲタクのためのラーメン屋さん」がコンセプトの二郎系「夢を語れ 愛知」
決戦の地は桜山にあり
お店があるのは瑞穂区桜山。昭和区、瑞穂区が跨る場所に位置し、名古屋の中心部へのアクセスも良い街。閑静な住宅街や高校や大学といった教育施設、大きな病院なども多く、その暮らしやすさが伺えます。桜山は地下鉄桜通線が走っているんですが、電車だけでなく大きな幹線道路が周辺に何本も通っておいて車でのアクセスはもちろん、坂道も少な目なので自転車でもかなり行動範囲が広まりそうです。
桜山周辺は住宅地が多いことからファミリー向けのお店が多く、その中でもパン屋さんやおしゃれなカフェなんかも相当数あるイメージ。その中でも昔から長らく営業されているんだろうなというお店も見受けられ、全体的に暮らしやすそうな街だなという印象を受けています。
そんな桜山から歩いてちょっと離れたところに2024年夏、とある二郎のお店が降臨しました!これをSNSを始めて知った時は「マジで?ついにきたか!」と思わず言葉に出そうになるくらいの衝撃が世界新記録くらいの速度で走ったのを覚えています。
地下鉄桜山駅の6、7番出口から歩いて10分ちょいのところにあるのが今回ご紹介していく「夢を語れ」さんです!
正確には「夢を語れ 愛知」になるんですが、こちらは全国にポツポツと濃い点を落としたように存在する二郎系インスパイアとして有名なお店。ラーメンや二郎にちょっと詳しい方はその名前をご存じかもしれませんが、その夢を語れがついに愛知、名古屋にも降臨したのだ!これには私の中の全米も歓喜しました!サラッと駅から徒歩10分ちょいと書きましたが、決して好立地とも言えませんし、お店の駐車場はなく近隣のコインパーキングを利用することになりますが、ひと口啜っただけで軽く飛びかけたのでその魅力をガッツリご紹介していきます!
店内はこの手のお店にしては広々とした印象で窓際にカウンター席、その他はテーブル席となっており、20人入らないくらいかなと思います。カウンター席のみで結構待つお店も多いので、これだけの座席数があること、それだけのお客さんをきびきびとした動きで対応してくれる店員さんに感謝ですね。
メニューを見ていきましょう。お店入ってすぐの左手に券売機があるので、そちらで食券を購入します。シンプルに基本は小ラーメンと大ラーメンのみ!これを汁なしにも無料で変更可能ってことですね。
そのほかは二郎に合いそうなトッピングにドリンクでその中にはカロリーが気になる時の黒ウーロン茶、ニンニクの匂いを押さえるリンゴジュース、そしてなぜかドクターペッパー!こういうとこで個性出してくるの好きよ。徐々に気持ちも高ぶってきたぜ。私が訪れた時は待ちが発生しており、先に食券を購入して店頭で待つという流れでした。私は大ラーメンとあまり見ないソーキのボタンをポチっとしました。その際に店員さんに食券を手渡し、それほど待つことがなさそうと外で脳内で啜るまでの過程をシミュレーションしながら入店できるのを待っていました。そして10分待たずして声がかかり、いざ入店!きたぞ、やるぞ!
ただ直接席に案内されないのがこちらのシステム。食事をする座席とは別でコールと注文したラーメンを受け取る中待合場所のような赤い椅子の座席があるのです。
ざっくり説明すると無料トッピング以前の状態のラーメンが出来上がる→順にコール→お盆や箸を自分で準備する→ラーメンを受け取る→味変の調味料はお好みでかける→席へ移動して全力で啜る→食べ終わったら返却口に、といった流れ。しっかり順を追って説明していきましたが、ひと言でいうならフードコートのようなシステムをイメージしてもらえば1発で伝わるかと思います。
このシステムがまあ早いし、効率が良い!外で入店を待っている人、ラーメンの受取を待っている人、食べている人のすべてが滞ることなくきれいに回ってるんですよ。お客さんがある程度自分で準備と片付けするなんて外食する人は慣れてるので、何の違和感もないし、回転率がめちゃくちゃ良いので待ち時間が少ない!このお店、頭が良い!もし自分自身が飲食店を経営する世界線になったら、絶対この方式にしようと思いました。そしていよいよあの時間がやってきました!
ニンニク入れますか?
ニンニク、アブラマシで!
お盆持って店員さんに面と向かってコールするのって何かフードコートみたいだし、社食というより学食みたいな感じでいいですね。ちなみに私の前にもコールの時を待つ同志が何名かいたんですが、そのコールと盛りのビジュアルがまあ良いことなんのってありゃしない。これはライブが始まる前、会場が突然暗転していよいよだと高まる気持ちに近いものを感じました。
私は麺量が300グラム、ソーキをトッピングしたこともあり、野菜は通常のままニンニクとアブラマシでお願いしました。お盆や箸を用意し、ラーメンを受け取って席に移動!めちゃくちゃ旨そうなやつがこいつです!
着丼!どこを食べても旨いしかないベストバランス二郎を喰らえ!
こちらが私が注文した大ラーメン/ソーキ/ニンニク、アブラマシです!あまりに旨そう過ぎて「ウホッ」とゴリラみたいな声がこぼれそうになりました。食に関しては茶色のトレンドが続くことはこの先の未来も間違いないでしょう。お店の中に入って時もいい香りがしていましたが、いざこのラーメンを目の当たりにするとこの香り、とにかく食慾がそそられます!もう我慢ならん、一刻も早く啜れせてもらうぞ。
その気持ちを舌を噛むような気持ちで抑えつつ、野菜を掻き分けてまずはスープからいただきます。アブラマシの恩恵でしょう、レンゲがギトギトだぜ。どんなもんかとズズッとスープを飲んでみると「!!!」ってなりました。旨い、すげー旨い、旨さの初速が速い。全力ダッシュで脳に拡声器で旨いぞ!と伝達されていますね。
豚の甘い旨味が凝縮されており、そこに醤油の風味とコク、背脂の甘味と旨味が組み合わさっていて、優しいのにパンチがあるという印象。ラーメンのスープって塩分を摂り過ぎてしまうからと飲み過ぎないように意識しますが、その意識と反するように無意識にレンゲに手が伸びてしまいます!
想定した旨さのハードルを軽く超えてきてくれたので、野菜とは後で遊んであげることとして、次は麺を全力で食していきます。すする、すするぞ!ってことでズルズルっと啜ってみると、これまたすごい旨い!旨い!だから喰え!以上!でレコメンドを放棄したいくらいに旨いです!なんだこれは、けしからん。
平打ちで麺のコシを強く感じさせるワシワシとした少し固め麺で、噛めば小麦の香りと旨味をしっかりと感じることができます。ツルツルとした舌触りで、スープとトッピングのアブラが潤滑油のようになっており、ワシワシとしながらも啜り心地の良さを高めていますね。程よくウェーブ状に縮れていることから、旨い麺が旨いスープと絡んでもっと旨くなるという算段。スープと麺をひと口ずつ食べた瞬間でこれは大ラーメンでも足りないレベルだとちょっと後悔するレベルでしたね、まだこれから野菜とチャーシューを食べられることに感謝しつつ、トッピングたちを喰らっていきましょう。
まずは上にドーンとそびえ立つ野菜とマシにしたことで雨あられとばかりにかけられたアブラ、通称アブラサラダ。モヤシ時々キャベツくらいの野菜はシャキシャキ食感、そこにアブラの旨味がしみしみで野菜であるにも関わらず背徳感強めです。アブラの粒が大きいのも特徴で、それだけカロリー摂取してるなってジロウズハイになりそうです。マシたニンニクをニンニクを溶かせば全体のジャンキーさが増し、パラリラパラリラと中毒性の暴走族が丼の中でやんちゃし始めます。
そして厚切りのチャーシューはなかなかの分厚さですが、これが箸で持てる原型を留めつつ、口に運べばホロっと崩れていくような柔らかさ!厚みがあるのでしっかりとしたボリューム、それなりの数のっているので食べ応えもありますが、チャーシューを求めて箸が伸びていきます。チャーシューのレベルも高し!
豚の応酬は止まらずで追加トッピングとして注文したソーキ、こいつもこいつでヤバイ!甘辛のタレがしっかり染みていて、プルプルofプルプルの食感になっております!これも旨いわ…食券買う時に小銭の限りソーキのボタンを無限プッシュしたい。人気トッピングのようなので、注文できる際はぜひソーキのトッピングをしてほしいです!
そんなこんなで全私からの称賛が止みませんが、ひと口目のインパクトが最後まで減速することなく、ズバズバと食べ進めて一気に完食!いやあ、旨かった!
また食べたくなる中毒性が二郎の極意なり
クオリティーの高い1杯で大ラーメンでも最後まで啜りの勢いは衰えることなく、余裕を持って見事勝利!今回は楽勝でしたね、野菜もマシにして全マシにすればよかったと後悔するくらいでした。麺にスープ、トッピングとどれも安定した旨さを誇り、二郎としての完成度、バランスの良い二郎で各項目の指標を示すのグラフで表現したらきれいな絶対きれいな形になるだろうバランス型の1杯でした。
スープに麺、さまざまなトッピングが織りなす二郎ならではのジャンキーで中毒性のある味わい…思い返せばまた食べたい!
「夢を語れ」の道場破り成功!次はどんな二郎を啜ろうかな、お楽しみに!
INFORMATION
店名:
夢を語れ 愛知
住所:
愛知県名古屋市瑞穂区竹田町4-10
営業時間:
11:00〜14:00
18:00〜21:00
月曜日のみ
18:00〜21:00
Web:
https://www.instagram.com/yumekata_aichi/
一人当たりの予算:
〜¥1,000
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