藤枝MYFCの中川風希、暑さ和らぎキレキレ!1桁順位に向け「残り3試合、最後は勝って気持ちよく」
藤枝MYFCの中川風希選手が10月26日のホーム最終戦へゴール奪取を誓いました。苦手な暑さが和らいだことで状態が上がり、3カ月ぶりの出場となった前節徳島戦ではキレのある動きを披露。ここまで出番が限られましたが、今季ゴールを挙げた2試合はいずれも勝利を収めています。
プレーオフの可能性こそなくなりましたが、昨季の12位を上回る1桁順位でのフィニッシュに向け「ここまで貢献できなかった分、苦しい時に助けたい」と意気込んでいます。
一問一答
ー前節徳島戦は約3カ月ぶりの出場だった。
「涼しくなってきて体も動くようになってきました。ここ1カ月ぐらいはいいイメージを持ってプレーできているのかなと思います」
ー暑さが苦手?
「みたいですね(笑)周りから言われるので、そうなのかなってちょっと思い込んじゃってます。ただ、今のコンディションを見ると、そうだったのかなと思います」
ーシーズン序盤にゴールも取って、滑り出しは上々だった。
「キャンプから得点感覚は良く、状態も悪くなかったんですけど、チームが勝てていない中で得点が取れていなかったので、スタメンを外されるのは仕方がないことだと思います。
毎試合、得点を取っていれば試合に出られるという話なので、そこができなかったのかなっていうだけです。けがもないので自分の責任だと思ってます」
ー徳島戦は3カ月ぶりの出場だったが周囲が見えていた。
「清水との練習試合からコンディションが良く、周りも見えてるし、ボールタッチも良かったです。試合勘がなくてすぐに疲れてしまいましたが…。今は一番いいのかなと思います。周りの動きも見えますし、相手の動きも見えてるので気持ちに余裕があります」
「自分の人生においても大事な試合」
ープレーオフはなくなったが残り3試合ある。
「状態が上がってきたところでシーズンは終わってしまうんですが、なかなかチームに貢献できなかったので、最後ぐらいは勝たせられるようなプレーをしたいと思います。
来年につなげる部分や、自分のサッカー人生においても大事な試合になります。チームのためにも自分のためにも、勝利にこだわって1年の集大成というか、藤枝のサッカーで勝てればいいなと思います」
ー残り3試合で見せたいプレーは。
「周囲を生かしながら、自分も生きるというのが特長だと思うので、ゴールにつながる動きをどんどん増やして、見てる人が楽しんでもらえるようなプレーをしたいですね」
ーチームの成長ぶりをどう感じていたか。
「全員がいい意味ではまっているな、負ける気がしないなという時期もありました。自分としてはそこは我慢の時期でしたが、チームが苦しい時に助けられるようにとは思っていました。
まさに今がそうですね。試合ではヤム(矢村)しか点を取れてないので、そこでもう1人、点を取れるポイントを作れたらなと思います」
ーホーム最終戦へ意気込みを。
「ゴールですね。しばらくホームで勝っていないので、最後は勝って気持ちよく終われたらなと思います」