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冬が旬のおでんをおつまみに1杯いかがですか~!『おでんBar SABIZO(サビゾー)』

八王子ジャーニー

おでんと一品料理から、ご飯もののガッツリ料理も。

八王子には通年おでんを提供しているお店はちょっと少ない!?
そんな貴重なおでん専門店『おでんBar SABIZO(サビゾー)』をご紹介!飲み屋で知り合った方に連れて行ってもらいました!

場所は八王子駅北口ドン・キホーテからパーク壱番街通りを、甲州街道方面に進み左折。
『おでんBar SABIZO』と書かれた黄色い看板が目印。

地下1階にお店があります。

和風な暖簾が隠れ家っぽくてワクワクしますね~。

所在地 : 東京都八王子市中町3-9 クレインコートB1F

店内

マスターのゴルさんとママのやっちゃんが、温かく出迎えてくださいます。

入口入ってすぐ右側に、カウンター席があります。

奥の右側にカウンター席、左側に4人がけテーブルが1席あります。カウンター席は、全12席です。

内装にもこだわっています。

天井や、左右のカウンター上部には日本の象徴である華やかな桜が!
普段なかなか掃除ができない箇所ですが、頻繁にお手入れしているとのこと!清潔感があって、好印象。ホッと落ち着く雰囲気です。

メニュー

種類豊富なドリンクメニューはこちら。
「うちはビール、焼酎を頼むお客さんが多くて、日本酒を頼むお客さんが少ないの。」と、マスター・ゴルさん。
おでんと一緒に日本酒を飲む人が多い印象なので、日本酒の種類が多いと思いましたが、3銘柄と非常に少ないのが意外ですね!?

おでん居酒屋ではなく『おでんBar』として経営しているのは、種類豊富なお酒を提供できる、という理由からだそうです。

フードメニューは黒板に書かれていました。
おでんと一品料理から、ご飯もの系のガッツリ料理も。本日のおすすめもあり、日によってメニューが変わります。

取材日のお通しは、豚汁の豚肉を鶏肉に変えた汁物でした。具材の出汁が効いており、ホッと一息をつけるような優しい味でした!

おでん

マスター・ゴルさんに、お店オススメ・人気のタネを聞いたところ「大根!」と力強く答えてくださったので、大根は注文しないとですね!

おでん屋さんはおでん専用鍋で煮込むお店が多いですが『おでんBar SABIZO』は他の料理でも使用する丸鍋を使用しています。
浅い鍋だと煮詰まり過ぎて味が濃くなってしまうのと、最低2日間煮込むので下茹でして出汁を染み込ませるのが理由だそうです。一例で、豆腐は最低4日、大根は2日煮込みます。

大根、木綿豆腐、牛すじ、大根、ちくわぶ、竹輪、厚揚げ、ロールキャベツを注文して、盛り合わせにしていただきました!

出てきた最初の感想は「どのタネも大きい!?」
見た目がしょぼくならないように、大きくカットしているとのことです。

マスター・ゴルさんがオススメの大根は、他のタネ同様スッとお箸が入ってしまうほどの柔らかさ!
味付けは企業秘密で、醤油を使わず出汁だけだと教えてくださいました。
ほんのり染み込んだ出汁の味が、各素材の味を引き出していて、体も心も温まる味です!

どのネタも柔らかいですが特に感動したのが、ちくわです。
写真の半分の長さで提供されるのが一般的だと思うのですが、出てきた瞬間、この長さにも驚きました!お箸で掴むと折れてしまいそうなので、どれだけ柔らかいか伝わりますよね!

ロールキャベツはとても白いので、パッと見るとじゃがいもっぽくありませんか?

――ロールキャベツは、なんでこんなに白いのですか?

ゴルさん「キャベツの外側の葉は緑でしょ?固くておいしくないから使用しないの。」

納得しました!キャベツはしんなりとして柔らかく、キャベツで包んだ豚挽き肉はまるでハンバーグを食べているかのような甘さです!

余談ですが、個人的におでんを食べるとき大根とちくわぶは必ず注文します!

関東の人は比較的人気のちくわぶ、関西の人は「キライ」「要らない」っていう人が多いです。
「関東来てちくわぶをちくわと思って注文したら、騙されたわー」と聞いたこともあって、ちくわぶ論争になった事が過去に何度もあります(笑)

――ご夫婦は関西出身なのに、何故ちくわぶを提供しようと思ったのですか?

ゴルさん「出汁が濁りそうな気がしてメニューになかったんだけど、常連さんの要望で出すようになりました。 俺は食べないけどね(笑)」

お店が関東にあるので、やはりお客さんはちくわぶ好きな人が多いのだと分かりました!

ねぎ焼 1200円

同行した友人からも、お好み焼きとねぎ焼を特におすすめされ、注文!

ねぎ焼も大阪の人気グルメの1つ。
かつお節がかかっていないねぎ焼が多いのですがSABIZOのねぎ焼はかつお節がたっぷりかかっていて、厚みもあるので、見た目はお好み焼きっぽいです。

ねぎの他、おでん出汁で煮た牛すじ、ジャガイモ、こんにゃくがたっぷり入っていて、ソースを使用せずレモンを入れています。
マスター・ゴルさんが大阪で一番おいしいと思っている高級鉄板屋さんのねぎ焼きを参考に、作り出した味とのことです。

ねぎもたっぷり入っているので、お好み焼に近い食べ応えがあって、ソースを使用していないのにしっかりと味がついていて、レモンの酸味との相性が良くておいしいです!

――じゃがいも、こんにゃくが入ったねぎ焼は新鮮!そしてこれだけ厚みのあるのも初めて食べました!

やっちゃん「貧乏性だから、何でも具をたくさん入れてしまうねん(笑)」

――関西人らしいですね~(笑)

店主のご夫婦にインタビュー!

ゴルさん、やっちゃんが大阪から上京して、2000年6月に『おでんBar SABIZO』をオープン。オープンまでの人生とオープン後について、インタビューしました。

――大阪から上京して、八王子でお店を出そうと思ったきっかけはどういう理由ですか?

ゴルさん「八王子で店を出したのはたまたま知り合いがいたから。
大阪にいる時は飲食とは別の仕事だったというのもあって、素人でも雇ってくれる仕事を探していました。

友人が千葉の成田で飲食店をやっていて、八王子でもお店をやっていたので働かせてもらえないかとお願いして、八王子で1年間働きました。
大阪に帰る予定だったけど八王子が面白いから、自分で店をやろうと思いました!」

――なぜ、おでん屋さんにしようと思ったのでしょうか?

ゴルさん「L字カウンターの真ん中に漆喰が打ってあって、大きな釜がついてたから、おでんにしようと決めました。」

ゴルさん「おでんは仕込みが大変で値段を高く出来ないから、やりたくないと思ったけど、常連さん・お客さんが来てはるからしぶしぶやっとります(笑)」

(「やりたくない」「作りたくない」という人に限って、料理に強いこだわりがあると思いませんか?笑)

やっちゃん「標準語に慣れへんで、白黒はっきりした発言をしてほしいと思ったけど、今となっては大阪へ帰っても八王子が恋しくなりますね。」

お二人とも会話は関西弁で関西のノリですが、住めば都、地元・大阪より八王子が気に入ってくださって、八王子で育った私としては嬉しかったです♪

帰る時に「おおきに~」と言ってくださったので、また来よう!と思うようなアットホームな雰囲気で楽しむことができました! おでんとその他の料理、お酒の種類がとても多いので、何度行ってもいろいろな組み合わせで楽しめると思いました!

冬本番、時間をかけて作られるおでんをつまみながら、おいしいお酒と会話を楽しんで温まりませんか~?

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