四日市ウィンターイルミネーションが点灯、豪雨被害に負けるなと2月まで市街地照らす
三重県四日市市の中心市街地の商店街で11月11日、四日市ウィンターイルミネーションの点灯式があり、諏訪公園など一帯でも灯りがともった。9月の記録的な大雨で商店街でも浸水被害があったが、それに負けまいと、アーケードの天井にまで届く約7メートルのツリー型イルミネーションをメインシンボルとして設置した。点灯は午後5時から深夜0時までで、2026年2月22日まで続く。
約7メートルのツリー型イルミなど輝く
午後5時からの点灯式では、県立四日市商業高校吹奏楽部の10余人がディズニーの名曲や最新のヒット曲を演奏。四日市一番街商店街振興組合相談役でもある諏訪栄町地区街づくり協議会の北岡泰爾会長が「豪雨の被害は商店街でも大変でしたが、負けないようがんばっていることを知ってほしくて、大きなツリーをつくりました」と紹介した。
森智広市長は「このイルミネーションは毎年グレードアップしていくところがすごいです。12月になれば円形デッキも完成し、その点灯も加わります」などとあいさつした。
あすなろう鉄道はイルミネーション列車を運行
昨年までシンボルとして親しまれたハートのイルミネーションは諏訪公園側にあり、その諏訪公園では噴水の塔や、すわ公園交流館も光の装いを見せた。あすなろう鉄道ではイルミネーション列車の運行が始まり、午後5時以降、181号車(なろうブルー)がブルー、183号車(なろうグリーン)がグリーンとゴールドの、それぞれのイルミネーションで運行するという。こちらも来年2月22日まで。
ハートのイルミネーションなどで彩られた商店街
すわ公園交流館なども光の装い
中心市街地のイルミネーションは、街のイメージアップやにぎわいづくりのほか、街を訪れる人にやすらぎを提供しようと商店街などが連携して取り組んでおり、今回で15回目になるという。この日は第11回四日市まちなかバルの開催初日でもあり、イルミネーションが華やぎを添えた。