【鎌倉市】「キャンナス鎌倉」発足 看護師らが社会貢献
看護師のボランティア団体「キャンナス鎌倉」が9月1日(月)に発足する。イベントの救護班や健康・産前産後の相談、受診などの同行、医療・介護保険でカバーしきれない看護ケアなどでの社会貢献を目指す。代表のさいとうあやかさん(腰越在住)は、「地元の健康を守る」と意気込む。
「訪問ボランティアナースの会キャンナス」(本部/藤沢市)は、鎌倉女学院出身の菅原由美さんが1996年に設立。全国に170超の支部があり、フルタイム勤務の看護師から、リタイアした有資格者まで、さまざまな立場の人が「できる(can)ことをできる範囲で行うナース(nurse)=キャンナス」として活動する。震災などがあれば、全国から有志が集まり、揃いのピンクのTシャツで被災者のケアも行う。
「看護イコール趣味と思えるくらい好き」と話すのは、9月にキャンナス鎌倉を発足させるさいとうあやか代表だ。フットケアが得意な訪問看護師として地元で働きながら、キャンナス本部の依頼を受けて活動に協力してきた。三男の出産を機に、「育休中の今ならできる」とずっとやりたかった支部の立ち上げに乗り出した。
保険でカバーできない看護ケアの一般的な利用料は1時間6千円を超える。「(必要なケアを考えれば)妥当ではあるけど、高いですよね。だからといって家族だけで対応するのは大変だから」と有償ではあるが、もっと手の届きやすい料金で利用できるようにと準備を進めている。「思いに共感してくれる仲間も10人以上集まった。みんなの得意分野を生かした活動もできるはず」と期待に目を輝かせる。
訪問看護以外のボランティアも視野に入れている。「お祭りなどの救護班もできる」と腰越のイベント主催者に自らを売り込んだり、認知症カフェを開催したりと、動きは加速中だ。
1日はマルシェも
1日の発会式では、「地域の人にキャンナスを知ってもらいたい」と飲食を中心としたマルシェも開催。午後2時から4時30分まで。会場はfolk腰越(腰越3の28の14)。参加無料。