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インフルとコロナ猛威 今年に入ってから急増〈平塚市〉

タウンニュース

インフル警報レベルに

今年に入ってから、インフルエンザと新型コロナウイルスの感染者数が急増している。

平塚保健福祉事務所管内(平塚市、大磯・二宮町)11カ所の定点医療機関で報告されたインフルエンザ患者数が、1月21日までの1週間で341人に上った。定点当たりの患者報告数は「31・00」となり、前週の「13・82」から2倍以上に急増。警報レベルの「30」を超えるなど猛威を振るっている。

県はインフルエンザについて、県内約380カ所の定点医療機関から毎週患者数の報告を受けている。その週の報告数を報告医療機関数で割った値を定点当たり報告数と呼び、定点当たりのインフルエンザの報告数を表す。流行開始の目安は「1」で、「10」を超えると注意報、「30以上」が警報レベルとなる。

コロナも急増

また新型コロナウイルスの感染者数も、1月21日までの1週間で143人、定点当たりの患者報告者数は「13・00」で、前週の「7・27」の2倍に迫る勢いで急増している。

平塚市医師会副会長で中村小児科医院の中村千里院長は、「年明けからインフルB型の感染者が増えている。多い人で、今シーズン3回インフルエンザに罹患した患者さんもいる。コロナも増えてきているので、同時流行と言えるのでは」と話す。「基本的に飛沫感染なので具合の悪いときは出歩かず、安静にしてほしい」と呼び掛けている。

市内の小中学校でも学級閉鎖が発生しており、今年に入ってから既に16校28学級で学級閉鎖となっている(1月29日現在)。

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