釣りが趣味の店主が選ぶ魚は魚屋も太鼓判の新鮮なものばかり♪尼崎『お食事処 駒川』 尼崎市
尼崎・杭瀬に釣り好きの店主が営む「お造り」が新鮮で美味しいと人気の『お食事処 駒川』(尼崎市)へ取材へ行ってきました。
阪神杭瀬駅から徒歩約7分で杭瀬栄町EAST商店街の中にあるお店です。
1960年創業の老舗店で現在の店主・江上さんのおじさんに当たる方が経営されていましたが、2008年から江上さんが経営されています。
うどん・そばをはじめ揚げ物や丼など豊富なメニューが用意されており、今回筆者は目当ての「お造り」もついてくる「駒川定食」を注文しました。
お盆いっぱいにのった小鉢はどれも豪華でこれが1,300円とは驚きです。地元のお客さんはもちろん、毎日訪れる常連のお客さんもおられるそうで、特に一人暮らしの方は自分で作るより品数いっぱいの同店の定食を食べたほうが結果的にお得ですね。
まずは「きゅうりともやしの酢の物」からいただくとこれから暑くなってくる今からの季節にはぴったりで、さっぱりしているので食欲を掻き立ててくれます。
次に「出汁巻」ですが、甘いお出汁が口の中にじゅわっと広がります。
メインの「お造り」ですが、この日は鯛・マグロ・ハマチで内容は仕入れによっても異なります。このお造りは色味が美しく素人の筆者が見ても新鮮さを感じられました。
早速一番目を引いた鯛からいただくとコリコリの食感で本当に鮮度の良さを感じます。
次にマグロも赤身が濃くワサビと合わせると身の甘さが引き立ちます。実は江上さんは、昔から釣りが趣味で定休日の水曜日などは明石や鳴門に釣り仲間と出かけるそうで、たくさん釣れた時にはお店でもそれらを出されることもあるそうです。
さらに、釣りにたくさん行くおかげで漁師さんから魚についての知識や目利きを教えてもらい、毎日仕入れる魚屋さんをもうならすほどの観察眼をもっておられます。天然・養殖にこだわらず血抜きや締め方などの下処理がきちんとされている鮮度の良いものだけを同店では提供されています。
お造りだけでなくこの「煮炊き物」も絶品でなかなか家では作れない上品なお味です。特にナスはお出汁がしみしみでご飯が進みました。
さらにふわふわの「うなぎ」までついてきてほんとに内容・価格ともに大満足のランチでした。
ほかにもがっつり食べたい男性には「とんかつ」も人気だそうですが、筆者は江上さんの釣った魚を食べてみたいので、今度は定休日明けの木曜日に訪れてみたいです。しかし、天候や都合で釣りに行かないときももちろんあるので、それにありつける方は本当にラッキーな方だけになりそうです。
場所
お食事処 駒川
(尼崎市杭瀬本町2-11-9)
営業時間
11:00~15:00(L.O.14:30)
17:00~21:30(L.O.21:00)
定休日
水曜日、第3火曜日(不定休あり)