横浜水上警察署 篠崎愛さんが1日署長に 船上からも防犯呼びかけ
安全・安心まちづくり旬間にあわせて10月12日、横浜水上警察署が象の鼻パークで行った防犯キャンペーンで、タレントの篠崎愛さん(32)が一日警察署長を務めた。
篠崎さんは、警察官でも結婚式など特別な場でしか着ることのないという「儀礼服」で登場。委嘱式の中で、特殊詐欺について「許せない」とし、注意喚起した。同署によると「特殊詐欺の被害者の約8割が70代以上」だというが、山田高志署長は「最近はSNSを使った投資詐欺やロマンス詐欺などもあるので、若い人も気を付けてほしい」と呼びかけた。
会場では、横浜港防犯協力会や横浜水上少年補導員連絡会などのボランティア団体とともに、「犯罪0(ゼロ)」の形にかけてバウムクーヘンを来場者に配布した。
その後篠崎さんは、同署が所有する警察用船舶に乗船。山下公園やみなとみらい、赤レンガ倉庫などを30分ほどかけて回り、船上から手を振りながら観光客らに向けて、防犯を広く呼びかけた。
篠崎さんは、自身の防犯について「夜は暗い道を歩かないように気を付けている」とコメント。また「あやしいメールや電話がかかってきた時には、自分だけで判断せず、身近な人に必ず確認するようにしている」と話していた。