京セラ労働組合が寄付 地域貢献で「ゆう」へ
京セラ労働組合秦野支部(秦野市曽屋・福山史彦支部長)が7月22日、はだの子ども支援プロジェクトゆう(田口香奈恵代表)に5万円を寄付した=写真。
全国に20支部ある同労働組合。秦野支部では今年度、「地域貢献を行おう」と市内で活動するボランティア団体への寄付を計画。秦野市社会福祉協議会の仲介を経て、「はだの子ども支援プロジェクトゆう」への支援を決定した。
「ゆう」は、秦野市やその周辺市町に住む外国にルーツを持つ子どもの日本語の習熟や学習支援などを行っている団体。同組合秦野支部によると、ホームページや活動内容を確認し、メンバーの中には海外に駐在していた経験がある人もいることから、「ゆう」に決定したという。
贈呈式は秦野市社会福祉協議会の会長室で実施。福山支部長は「これまでも清掃活動などの地域貢献を行ってきたが、より地域に密着した動きを行うために今回の寄付に至った。教材や環境整備などに使ってもらえたら」とあいさつし、寄付金を手渡した。
「これまで企業と関わることはあまりなかったので、こうして新たにつながれたことがうれしい」と寄付金を受け取った田口代表。「教材もオンライン化しているので、タブレットの購入などに使っていきたい」と話した。