啜れ!名古屋の麺道場 vol.4|圧倒的個性派!脳天直撃、破壊力抜群の剛麺を啜れ!
二郎系といえば、麺を覆うように盛られた山盛りのヤサイにニンニク、トッピングが印象的ですよね。
その見た目はとにかく“爆盛り”かつ“ハイカロリー!”
あの満足感、そして1度食べたらまた食べたくなるあの中毒性!そう、二郎でしか満たすことのできない欲求があるのです!
食べること、すすることが好きな私にしむーが名古屋市内の二郎系ラーメンを巡り、その爆盛りに果敢にチャレンジしながらその魅力をマシマシでご紹介していきます!
今回はネオン煌めく繁華街に佇む個性的な1杯をすすっていきます!
栄に潜む二郎という名の魔境!ハマれば底なし沼のインパクト抜群の1杯「極太濁流ラーメン ら・けいこ 本店」
決戦の地は栄にあり
お店があるのは中区栄。名古屋随一の繁華街にしていまもなお新たなビルの開発が進んでおり、今後も更なる開発が進んでいくでしょう。それに伴って名古屋の名店や全国のあの名店、新進気鋭の進展などさまざまなお店が栄という街に軒を構えます。
栄といえば百貨店各社にラシック、中日ビルにオアシス21など商業施設も多いですが、飲食店に関しては住吉エリア、女子大エリアの2つのエリアに分類されます。名古屋のランドマークの1つである中部電力ミライタワーのある久屋大通公園をその境とし、東が住吉エリア、そして西が女子大エリアとなります。
今回取り上げていくお店は女子大エリアにあり、名古屋に住んでいたり栄によく来る方はご存じかと思うんですが、このエリアは1歩踏み出すのに躊躇する一面もあります。表現の仕方が難しいところですが、錦三丁目と同じ名古屋の歓楽街の1つで日中はともかく、夜は大人の街の雰囲気を醸し出しています。雑居ビルには飲食店以外にも本当にさまざまなお店が入っていますよね。
最寄りの地下鉄栄駅12番出口から歩いて5分ほどにあるのが今回ご紹介していく「極太濁流ラーメン ら・けいこ 本店」さんです。
佇まいがすげぇ…良い意味での陰な感じが全面に出ています。煌々と光るラーメンの赤提灯に幾多の戦歴も物語る“男”と書かれた銭湯で見かけるのれん、外観だけ見てもここにしかない味を感じます。
この「ら・けいこ」さんは知る人ぞ知るというコアなお店。正直なところ、立地や二郎というジャンルを踏まえると来店のハードルは高めですが、その味は間違いなし!こうして取り上げることに身震いしながらも背筋伸ばしてそのピシッと書いていこうと思います!
店内はカウンター8席のみ!私が訪れた時間が夜ということもあって、厨房の灯かりが少し客席に漏れるくらいの薄暗さになっています。
注文は券売機による食券制。券売機はお店の中にあるけど実質外で買うような仕組みになっているので、ぜひ実際に訪れてその目で確認してみてください。(笑)
メニューは並、大、特大のラーメンと汁なしとトッピングのみ!シンプルで素晴らしい。その中でも取り皿700円とここでもクセの強さを遺憾なく発揮しています。いいよいいよ、そういうの嫌いじゃない。量だけ迷いましたが、お腹も空いていたのでラーメンの大をポチっとプッシュ。私が訪れたのは21時頃で店内はほぼ満席でしたが、ちょうど食べ終えた方と入れ違いのような形で着席することができました。
ニンニク入れますか?
購入した食券を手渡すタイミングで確認があったので、私はニンニクありでお願いしました。こちらの注意点としては二郎にある無料のコールはニンニクの有無のみ。野菜マシの場合は食券を購入してでの有料トッピングとなります。二郎の無料コールってコスパがバグってると思うのでこういうお店があっても不思議じゃないし、昨今の物価高は飲食店にも影響していますからね。
インスタのストーリーを無意識に眺めたり、ダイナミックな調理の様子を見ながら大体10分程度で私の注文したラーメンがやって来ました!
着丼!濃厚過ぎるスープと荒々しい極太麺を啜れ!
こちらが私が注文したラーメンの大、ニンニクありです!野菜の盛りに関しては二郎の中では控え目に見えますが、麺がモリモリに入っています。そしてチャーシューも大判のものが覆い被さるように乗っていますね。さあ、心行くまで存分にすすっていきましょう!
今回は野菜の山が決壊する心配をしなくていいので、スープからいただきましょう。レンゲですくってズズッといくと脳天に響くほどの超濃厚!液体なのに歯ざわりを感じるくらいドロッとしており、醤油と豚骨の軍勢が列を成して胃袋に進軍していきます!この濃厚さは最早少ししょっぱいと感じるくらいで、私もラーメンが好きでいろんなお店を巡ったこともありますが、その中でも表彰台に乗れること間違いなしの味の濃さを誇っています。パンチがすげぇぜ!
お次はいよいよ麺をすすっていきますが、予め言ってしまいますが、こちらの麺はヤバイです!
見よ、この超極太麺を!そしてドゥルンドゥルンのブリンブリンなんです!Creepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」みたいな文字の並びになってしましたが、ものすごい食べ応え!ラーメンというよりもうどんに近いような太さで、縮れに縮れまくっています!この麺リフトの写真を撮るの私はすごく苦手なんですが、こちらの麺の重量感をリフトして静止すると手がぷるぷるしておりました。
いざ思いっきり吸い込んで啜ろうと思うと、麺が暴れて唇を打つような食感さえあります。表面はツルツルながらも噛むとゴワゴワとした食感があり、跳ね返してくるくらいの弾力!噛みしめると小麦を香りと甘味が広がりますが、これだけ縮れていると先ほど紹介した超濃厚スープがしっかりと絡みつきます!
スープに関しては私が夜の閉店に近い時間帯で訪れたこともあり、通常よりさらに濃度の高い状態だったと仮定しても、この麺とスープの組み合わせはスーパーヘビー級!“剛麺”の名を授けて良い名古屋でもトップクラスのインパクトある麺だと思います!
最後にトッピングたちを見ていきましょう。野菜はもやし少な目のキャベツが多め、これは嬉しいですね。キャベツの食感と甘味、もやしの食感がインパクトが強すぎる麺とスープのいい箸休めになります。
その箸休めの中に特攻していくような粗みじん切りのニンニクをスープに広げ、あの剛麺を啜れば飛びます!グレーゾーン、ギリ合法の味がするぜ。そんな中でチャーシューは大判ながらも薄切りできれいな色をしており、しっとりと優しい味わい。二郎のチャーシューって分厚いのがドーンと乗っかってるのが多いのになんてことだ!これがギャップ萌えってやつか…!
そんなこんなでド迫力の1杯ですが、その重量感を越える群を抜いた中毒性!一心不乱にあれよあれよと食べ進め、一気に完食です!
また食べたくなる中毒性が二郎の極意なり
総じてインパクト抜群で面食いながら麺喰らっていきましたが、止まることなく見事勝利!二郎を食べてお店を出た時の「喰ったー、旨かった!」とその満足感とまた食べたいと思わせる中毒性に浸る時間ってありませんか?こちらは超が付くほどのインパクトある麺とスープで、その中毒性は飛びぬけており、1歩ハマればまさに魔境!その味を求めて気付けば足が向いている、そんな1杯でした。
スープに麺、さまざまなトッピングが織りなす二郎ならではのジャンキーで中毒性のある味わい…思い返せばまた食べたい!
「らけいこ」の道場破り成功!次はどんな二郎を啜ろうかな、お楽しみに!
INFORMATION
店名:
極太濁流ラーメン ら・けいこ 本店
住所:
愛知県名古屋市中区栄4-12-6 ロイヤルビル栄 1F
営業時間:
11:00〜14:00
18:00〜23:00
Web:
https://twitter.com/Lakeiko81
一人当たりの予算:
〜¥1,000
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