神奈川県LPガス協会 冷暖房施設設置に助成金 山口市長に交付通知を伝達
(公社)神奈川県LPガス協会(高橋宏昌会長)では、厚木市の中学校体育館冷暖房設置事業を同協会が推進する「地震防災対策に係る助成金」の交付対象に選定。1月23日には厚木市役所を訪れ、山口貴裕市長に決定通知を伝達した。
同協会は県内のLPガス販売会社登録店で構成され、厚木市・愛川町・清川村からも34社が加盟する。地震災害復旧対策などの地域貢献も行っており、今回の助成金は地震災害時における避難所等の機能向上を推進することを目的に地方公共団体等に交付するもの。
当日は高橋会長をはじめ、厚木支部の鈴木慎三支部長、上原幸弘副支部長ら7人が市役所を訪問。高橋会長は「厚木市の力になることができうれしい。災害時や予期せぬ時だけでなく、子どもの健康のためにも利用してほしい」と話し、山口市長に助成金200万円の通知書を手渡した。
厚木市では今年度から3年間で全市立小中学校体育館の冷暖房設置を計画。山口市長は「昨年は厚木でも地震があった。市として災害に強い街づくりを進めており、助成に感謝します。ストレス無く避難できる環境づくり、更なる防災力を高めていきたい」と話した。