2026年5月6日～藤井大丸百貨店が全面改装のため休館
京都市下京区の老舗百貨店「藤井大丸」が、2026年5月6日をもって本館営業を一時休業し、全面改装に踏み切ることが分かった。建物および設備の老朽化に対応するための大規模工事で、再オープンは2030年度中を予定している。
藤井大丸は1870年に創業。初代・藤井キクが呉服の行商を始めたことを起点に、1891年には河原町通四条上ルに店舗を構え、1912年に現在の四条寺町角へ移転。1969年までに地下2階・地上8階の規模へと拡張した。
今回の建替えに際し、藤井大丸は「京都の皆様、京都を訪れる皆様に、より良い価値と体験を提供する新たなランドマークへ生まれ変わる」とコメント。また、改装期間中は本館に代わり、周辺エリアを活用した“街づくり型の事業展開”を進め、四条界隈全体の価値向上にも取り組む方針だ。
長年親しまれてきた本館の休業は大きな節目となるが、同社は今後も再オープンまでの最新情報を随時発信していくとしている。
株式会社 藤井大丸
[所在地]〒600-8031
京都市下京区寺町通四条下ル貞安前之町 605 番地
[営業時間] 10:30～20:00
[ホームページ]
https://www.fujiidaimaru.co.jp/
[特設サイト]
https://www.fujiidaimaru.co.jp/2030