【写真あり】「五條リトルシニア出身」の「西川選手」の先制タイムリーなどで智辯学園が奈良大附属に勝利!【高校野球奈良大会2024】
【写真あり】五條リトルシニア出身!西川選手のタイムリーなどで智辯学園が奈良大附属に勝利!【高校野球奈良大会2024】
2024年7月28日(日)、「第106回全国高等学校野球選手権奈良大会」の決勝がさとやくスタジアム(奈良県橿原市)で行われ、智辯学園が奈良大附属に5-4で勝利し、優勝を果たした。
智辯学園が2年連続22回目の甲子園出場
智辯学園は2回、2アウト1塁から西川煌太選手のタイムリーツーベースで1点を先制。
智辯学園は3回、相手のエラー、知花琉綺亜主将のタイムリーで2点を追加。3-0と引き離す。
4回、智辯学園は1アウト満塁から中道優斗選手のタイムリー、1アウト満塁から巴田琉碧選手の犠牲フライで5-0とする。
奈良大附は6回に反撃開始。
ノーアウト1、2塁から森央真選手のセンターへのタイムリーヒット、2アウト2、3塁から山本兼蔵選手のセンターへのタイムリーヒットで3点を取り、3-5と2点差に詰め寄る。
奈良大附は8回にも山本選手のタイムリーヒットで1点を追加。
4-5と1点差とする。
奈良大附が押せ押せムードで9回を迎えたが、智辯学園のエース田近楓雅投手が最後は三者凡退に抑えてゲームセット。
智辯学園が2年連続22回目の甲子園出場を決めた。
両校選手インタビュー
智辯学園・知花琉綺亜主将
ー今日の試合を振り返っていかがですか?
知花主将「全員が奈良大附さんに向かって行きました。5点リードしてましたが、徐々に点差を縮められる展開になっても、全員が下を向かずに、守備から攻めていけたのが逃げ切れた要因かと思います。」
ーご自身も3回にタイムリーヒット打ちましたね。
知花主将「決勝くらいはみんなに恩返ししたいと思ったのでよかったです。」
ーそれでは最後に甲子園への意気込みを教えてください。
知花主将「日本一を目標にしているので、ここで満足せず、今日の結果は今日の結果として喜び、明日からは全国の強豪校に勝ち切れるように準備していきます。」
智辯学園・西川煌太選手(3年)、近藤大輝選手(2年)
本日、二遊間コンビを組んだ五條リトルシニア出身のお二人にもお話を聞いた。
ー本日の試合を振り返っていかがですか?
西川選手「前半で5点取れましたが、後半は油断からか焦ってしまうプレーがいくつかあったので、甲子園では自分たちが理想とする完璧なプレーを目指してやっていきたいと思います。
近藤選手「奈良大附さんの応援がすごくて、守っている時は攻める気持ちでいました。奈良大附さんの攻撃に圧倒されそうになりましたが、エースの田近さんが踏ん張ってくれたので、いい試合ができたと思います。」
ーお互い、どういった先輩・後輩として普段から思っていますか?
西川選手「素直な後輩です。1年からスタメンで試合に出ているのも、後輩として尊敬します。」
近藤選手「西川先輩は守備がうまいので、守りの時は非常に助けてもらっています。自分が気づかない点を優しくアドバイスしてくださるので、頼もしい先輩です。」
ーそれでは甲子園に向けて意気込みをお願いします。
西川選手「自分たちが目指しているのは日本一です。奈良県代表としての自覚を持ち、日本一を目指してやっていきます。」
近藤選手「先を見ずに一戦一戦を大事に戦っていきます。」
奈良大附・村井玲司主将
ー今日の試合を振り返っていかがですか?
村井主将「悔しい結果でしたが、序盤に5点差を付けられても諦めずに意地を見せられたかと思います。」
ー6回からガラッと奈良大附の空気に変わりました。5回終わりのクーリングタイムでどういった話し合いが行われましたか?
村井主将「大会を通して、クーリングタイム後に流れが変わることが多かったので、みんなで『何点か返して流れをこっちに持って来よう!』という話をしました。最後は一歩足らなかったですが、やはり智辯さんが強かったです。」
ーそれでは最後に3年間振り返っていかがですか?
村井主将「本当につらいことがいっぱいありました。心が折れそうな時もありました。ただ、最後はやり切った気持ちでいっぱいです。この悔しさは後輩たちが晴らしてくれると思います。」