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市立公文書館 明治、大正を読み解く 企画展「郡役所令達書類の世界」

タウンニュース

展示書類の一部。左:明治22年2月『官報号外大日本帝国憲法』(上溝町)、右:明治30年〜38年『郡役所令達綴』(相原村)=相模原市公文書館提供

明治から大正にかけて存在した県の行政機関(出先機関)である「郡役所」から町村役場に出された、さまざまな文書を展示する企画展「郡役所令達書類の世界-相原村文書を中心に-」が3月28日(金)まで、相模原市立公文書館(久保沢1の3の1)で開催されている。午前8時45分から午後5時まで。土日祝は休館(展示解説開催日は開館)。入場無料。

「令達」とは、訓令と通達を合わせた呼び方のこと。企画担当者は「町村役場では郡役所からの令達書類をまとめて綴っておく場合があり、特に相原村文書の中には明治14年から大正9年までの令達文書が33冊残されています。今回は、郡役所令達書類を中心に時代の流れを確認していきます」と話す。

トーク・トーク

同館の学芸員が展示資料について分かりやすく解説する「公文書館トーク・トーク」は、2月15日(土)・3月15日(土)に実施。時間は各日午後2時から3時まで。定員20人程度。詳細・問い合わせは同館【電話】042・783・8053。

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