『葬送のフリーレン』大魔法使い・ゼーリエの情報まとめ! 基本プロフィールや人柄・性格、強さ、フリーレンとの関係などを一挙にお届けします。
魔王を討伐した勇者ヒンメル一行のエルフの魔法使いフリーレンが、人の心を知るための旅を通してたくさんの人々の想いに触れていく様子が描かれる作品『葬送のフリーレン』。
2023年にアニメ第1期が放送され、2026年1月から第2期の放送が予定されています。
本稿では大魔法使い・ゼーリエの情報をまとめました。基本プロフィールや人柄・性格、強さ、フリーレンとの関係などを一挙にお届けしていきます。
ゼーリエ
エルフの大魔法使い。「大陸魔法協会」の創始者であり、生ける魔導書と呼ばれるほどその知識量は絶大で、世界にあるほぼすべての魔法を網羅している。
絶大な強さと知識量を持つ大魔法使い
1000年以上生きるフリーレンよりもさらに長く生きるゼーリエ。半世紀以上前に突如歴史の表舞台に現れ、大陸魔法協会の創始者となりました。大昔の英雄として現代まで語られている大魔法使いフランメの師匠であることから、まさに行ける伝説そのものと言えるでしょう。
その強さは絶大であり、魔力量は体外に放出される量を制限した状態でフリーレンの本来の魔力量に匹敵するほど。さらに、弟子である一級魔法使いたちにも魔力制限を見破られないほど、その技術は洗練されたものです。
また、彼女は人類史上で生まれた魔法のほぼすべてを網羅しており、文字通り“生ける魔導書”。全知全能の女神に最も近い存在であり、フリーレンはゼーリエのことを「間違いなくこの時代の人類の頂点に君臨する魔法使い」と評しています。
傲慢で尊大だが弟子への愛情も持つ
その性格はとても傲慢で、言動は非常に尊大。野心ある魔法使いや戦闘力の高い魔法使いを好んでおり、野心のないフランメやフリーレンは彼女のお気に召す魔法使いではないようです。
魔法を特別なものと考え、選ばれし才能ある者だけが使うべきという思想の持ち主で、万人が魔法を使えることを望んだフランメとは相容れない部分があったものの、関係は良好で互いに信頼し合っていました。
フランメ以外にも数多くの弟子を取ってきたゼーリエ。どの弟子も彼女の足元にも及ばないまま先立ってしまいますが、ゼーリエは一人一人の性格や好きな魔法を鮮明に思い出せるほど深い愛情を覚えています。しかしながら、不器用な彼女はその思いを素直に伝えられていないようです。
フリーレンとの関係
同族であり孫弟子にあたるフリーレンとは出会った頃から折り合いが悪く、互いにドライな対応を取っています。
ゼーリエはフリーレンに魔法の才能を認めつつも、野心の無さや歳の割に技術が甘いところ(魔力制限の鍛錬に時間をかけたため)が意に沿わないようです。
フリーレン自身もそのことを自覚しており、ゼーリエに対して素っ気ない態度を取りますが、「ゼーリエの直感はいつも正しい」と評するなど、魔法使いとしての彼女の実力は信頼していることがうかがえます。
一級魔法使い試験合格者に与えられる特権
一級魔法使い試験に合格した際、“特権”としてゼーリエから望む魔法を与えられます。その時使用する《魔法を譲渡する魔法(フィーアヴェリア)》は、自身の持つ魔法を本に移して他者に譲渡するというものです。その本を読めば書かれた魔法がすぐに使えるようになります。
ゼーリエは譲渡した魔法が使えなくなりますが、長い寿命を持つ彼女は失った魔法をまた学び直せばいいだけ、と考えているよう。たとえ習得に100年かかるような魔法でも、彼女にとっては些細な年月なのです。
声優は伊瀬茉莉也さん
ゼーリエを演じているのは伊瀬茉莉也さんです。9月25日生まれ、神奈川県出身。『Yes!プリキュア5』の春日野うらら / キュアレモネード役をはじめ、『HUNTER×HUNTER(第2作)』のキルア=ゾルディック役など、様々な人気作品に出演しています。