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『ザ・バットマン』さらなるスピンオフ誕生の可能性、「映画のキャラクターを掘り下げる」とプロデューサー

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DC映画『THE BATMAN ―ザ・バットマン―』(2022)から派生した、ペンギン/オズワルド・“オズ”・コブルポット(コリン・ファレル)のスピンオフドラマ「THE PENGUIN -ザ・ペンギン-」が配信開始となった。続編映画『The Batman Part II(原題)』も待機中のいま、どのように『ザ・バットマン』ユニバースが拡大していくのか、気になっているファンも少なくないのでは。

そんな中、「ザ・ペンギン」で製作総指揮を務めるディラン・クラークが、米にてユニバース拡大のヒントを示唆。ロバート・パティンソン主演の映画シリーズではバットマンの物語にフォーカスしたいが、米HBOの映像配信サービス「Max」では、さらなるスピンオフの計画があると明かしている。

クラークによると、「ザ・ペンギン」は、もともと『ザ・バットマン』を手がけたマット・リーヴス監督がHBOのケイシー・ブロイスCEOに対し、「映画2作目としてコリン・ファレルのために良いアイデアがある」と提案し、ブロイスCEOもこれに乗ったことから誕生したものだという。

「これらのキャラクターを映画に登場させておくだけではダメだということで、(テレビシリーズに)自然な流れで移っていきました。これと同じことをするために、映画の世界からキャラクターをさらに掘り下げる素晴らしいアイデアがあると思います。」

『ザ・バットマン』ユニバース、通称「バットマン・エピック・クライム・サーガ」では、ゴッサム警察の刑事を主人公にした前日譚スピンオフドラマと、精神病院アーカム・アサイラムを舞台にしたドラマシリーズの企画が過去に頓挫している。しかしながら、「ザ・ペンギン」第1話は530万人の視聴者数をして好調な滑り出しを見せていることから、残りのエピソードでも同等の数字を維持できれば、さらなる朗報が届く日もそう遠くないかもしれない。今後の進展に期待しよう。

「THE PENGUIN-ザ・ペンギン-」はU-NEXTにて独占配信中。

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