キューバへピアノ弦贈る 海老名の甘利さんら
ソプラノ歌手の甘利真美さん(国分寺台在住・海老名芸術プロジェクト)と友人たちが、12月下旬にキューバの首都ハバナのコンサートホール「カサ・ビティエル・ガルシア・マルス」へピアノの弦を贈った。
甘利さんは昨年10月に海老名の民話『尼の泣き水』を題材にしたオペラを現地で上演。その際に練習で同ホールを訪れたところ備品のグランドピアノの弦が切れそうだった。ピアノはロシア製で、関係者によると米国による経済制裁や品不足で弦の入手は難しいという。甘利さんは「民間交流を通じて日本とキューバとの親交が深まれば」と話している。