【今週の『ONE PIECE』の話題は?】オーズ級! ロキの立ち姿が圧巻すぎた「デケー!」「めっちゃかっこいい」ウソップが酔いすぎて暴走!?<1141話>
海賊王を目指し海へ出た主人公モンキー・D・ルフィとその仲間たちの活躍を描く、週刊少年ジャンプで連載中の漫画『ONE PIECE』(原作:尾田栄一郎氏)。
未知の島の心躍る冒険や強敵との痛快なバトルを通して仲間たちと絆を深め強く成長していく様は、まさにジャンプの三大原則「友情・努力・勝利」のど真ん中。その一方で、消された歴史や差別・奴隷制度などをめぐる世界の闇をも緻密な伏線と壮大な世界観で描き出す本作は、最終章へ突入した連載27年目の現在も怒涛の展開で読者の心を掴んで離しません。
3月3日(月)発売の週刊少年ジャンプに掲載された『ONE PIECE』第1141話“歳上の女”では、ロキがついに立ち上がる……! 夢を叶えたウソップの姿も読者の心を揺さぶりました。本記事では、SNSでの反響とともに、最新話のポイントを振り返っていきます。
※本記事には『ONE PIECE』最新話(第1141話)のネタバレを含みます。コミックス派やアニメ派の方等、ジャンプ未読の方はご注意ください。
ウソップ、酔いすぎ……! だけどナミの反応に胸が熱くなる
「神の騎士団」がフォーカスされた前話までと場面が変わり、第1141話では楽しい宴のシーンへ。
夢だったエルバフに降り立ち、憧れの巨人たちと宴に興じるウソップは嬉しさ、楽しさ、興奮……さまざまな感情が入り混じってか、これまでに見せたことのない酔いっぷりを披露。ヤルルを「エロジジイ」呼ばわりしたり、ばしっとツッコミを入れたり、頭に突き刺さった剣を抜こうとしたり、なかなか悪酔い気味です。いつもなら暴走を止める側のウソップなのに……!?
ドリーも止めに入るほどに暴走しかけていたウソップでしたが、そんな姿を見てナミは「しかたないのよ あいつの夢だったんだもん ここへ来るのは」と笑ってみせます。
リトルガーデンでドリーとブロギーに出会い、ウソップが目指す“勇敢なる海の戦士”が住むエルバフへの憧れを語った当時は「別に興味ないもん」「あんた巨人になりたいんだ」と取り合わなかった印象だった……にも関わらず、実際に夢を叶えた仲間の様子をにこやかに見守る姿には、思わず込み上げるものがありました。
SNSでも「いつもは自分が飲むより騒いで盛り上げ隊長してるイメージだからこんなに酔ってるの珍しい」「リトルガーデンではちょっと小馬鹿にしてた感じだったのにこれはクる」「こんな風に夢を叶えるシーンが一味それぞれにあると思うと泣ける」などこのシーンに対する感想が多くポストされてされていました。
ロビンとサウロの再会シーン同様、ようやく辿り着いたエルバフを満喫するウソップの姿は、彼の冒険を応援してきた読者だからこそ心を揺さぶられてしまいますよね。今後もそれぞれの夢が叶っていく瞬間に立ち会えると思うと嬉しくもあり、物語の終わりを感じて切なくもあり……。
「ルフィとゾロの相棒感がたまらない!」の声続々
一方、宴を抜け出しロキの元へ向かったルフィ&ゾロサイドでは、「ロキが死にそうなんだぞ!?助けるしかねェ!!」と感情で動くルフィと「当人と喋った事もなければ悪い噂しか聞いてねェからな!!」と事実を元に冷静な判断をしようとするゾロの攻防が繰り広げられていました。
ウォーターセブンでのウソップ脱退事件や、パンクハザードで気が緩むルフィを一喝したときのように状況を見極めて厳しい姿勢を見せつつも、船長の意も汲んだゾロ。これが“両翼”たる所以だと思わされるかっこよさでした。
ゾロは意外に突っ走るタイプでもありのでルフィとは似た者同士でもありますが、こうしてブレーキをかけてくれるところもあり、絶妙なバランス感はまさに相棒!ゾロの冷たくも感じられる言動にツッコミを入れていくルフィもシーンを和ませていました。
読者からも「相棒すぎる」「ルフィがツッコミに回るターン好きw」「いいコンビだなあ」との声が多く、緊迫感がありつつもルフィとゾロのテンポのいいやりとりやゾロのレアな足技(?)が見られるなど読み応えたっぷりのシーンでした。
圧巻! ロキがついに立ち上がる
ということで、ルフィとゾロにより鎖を解かれたロキはついに立ち上がります。その大きさはなんとも圧巻!ルフィがロキの足首に届くかどうかのサイズ感……!誌面を見ているはずなのに見上げる感覚に陥るような、迫力満点の構図はさすが尾田先生の画力でしたよね。
こちらのシーンも「デケー!!」「立ち上がるだけでこんなにワクワクさせてくれるなんて」「めっちゃかっこいいなロキ」「このサイズはもうオーズ級じゃないの?」と読者をたっぷり興奮させてくれました。
やっぱり悪いヤツなのか?実はいいヤツなのか?とロキの人物像に対する考察も増え続ける昨今。ルフィたちとどのように関わっていくのか、いよいよわかるときがきそうです。
[文/まりも]