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吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな【ノルマは50cm超 in 亀山湖 #1】

TSURINEWS

(提供:週刊へらニュース編集部・関口)

テーマは「ノルマは50cm超in亀山湖」。千葉県君津市にある亀山湖を舞台にひたすら50cm超だけを狙って突き進む。舟宿は豊田橋たもとにある亀山水産センター。取材日は7月22~23日(月・火)の二日間。

亀山湖の近況

まずは亀山湖の直近釣況やら何やら、取材前に吉田や記者が得た情報を軽く整理してみよう。なお取材日は7月22~23日(月・火)だ。

7月21日(日)、上州屋池袋店スタッフの加山氏が同湖に釣行。笹川筋で竿を出し47cm頭に複数枚の釣果があった。

さまざまな釣り方を試したようだが、よかったのは竿10尺チョウチン。8尺でもアタリがあり、またタナ1本半~2本でもウキは動いたそうだ。ところがポイントが異なると同じようなタナでもマブナ祭りになってしまうようだったので、ポイントの優劣が運命を分けた日だったとの報告を受けた。

また例年ならとっくに終わっているレンタルボート松下の桟橋釣り(春先~5月いっぱいが通例)が、いまだに釣れているとの情報も入った。

※画像説明文入力位置※亀山湖の概況(提供:)

国交省の水位メーターを確認する限り7月中旬以降、若干だが水位を落としている模様。平常満水が80.60mで取材日直前が80.17m。ここ1週間の数値を見る限り、平均すると3~4時間で1cmずつ水位が下がっている状況だった。

急激な減水は魚の活性を下げるとはよく言われる定説だが、こればかりは何とも言えない。昨年の片倉ダムではお盆のころに水位を急激に下げたが、その下げている期間中は荒食いがあり50cm超が連日飛びだす大フィーバーだった。しかし減水が止まると同時に食いもひと段落したので、水の動きが大型の食い気を誘ったとするのが片倉常連の見解だった。

7月上旬は土砂濁りのコーヒー色だったが、ここにきて水色は元に戻りつつあった。ただし連日の酷暑で表層温度は急上昇し、日中は30度を軽く超えるとバサーからの報告があった。

熱中症に厳重注意

これらを踏まえたうえで取材本番を迎えることになったのだが、よりによってこの二日間は「10年に一度の暑さ」とニュースでも取り沙汰されるほどの酷暑予想にぶち当たってしまった。関東内陸部ならいざ知らず、海に近い千葉県でさえも取材期間中は35度以上の酷暑日予想だった。

取材前の打ち合わせで釣りの話よりも先に共通の話題となったのが熱中症対策。吉田は「大量の水分と塩分(梅干しなど)、そして十分な睡眠を心がけます。ボクより年上の関口さんも十分に注意してくださいね」と話していた。お気づかいありがとうございます(笑)。

10ft艇を利用

さて今回は亀山湖豊田橋のたもとにある亀山水産センターにお世話になる。2馬力未満のエレキ使用なら免許不要の10ft艇を多数保有しているので、船舶免許のない吉田でも手軽に利用できる。

※画像説明文入力位置※亀山水産センターの桟橋(提供:)

吉田康雄

「どこの舟宿にも10ft艇は置いてあると思うのですが、センターさんのそれは、幅広で安定感がいいのが気に入ってます。持参した釣り台にあぐらをかいて座っても左にエサボウル、右にロッドケースが置けるほど広いんです。ただし幅広なだけに速度は出にくいんですけどね」

そんなこんなで二日間の取材が始まった。舟に荷物を積み込んだだけですでに汗で服はビッショリ。ポイントに着いて舟を固定し終えたら吉田お得意の「トーナメントシャツ」に着替えて戦闘モード突入だ!

次回も「ノルマは50cm超in亀山湖」です。

<週刊へらニュース編集部 関口/TSURINEWS編>

この記事は『週刊へらニュース版』2024年8月2日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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