5年ぶりに開催!北大マルシェ…新鮮野菜やスイーツが集合!マルシェアワード見学もOK
北大マルシェが5年ぶりに11月2・3日、北海道大学札幌キャンパスで開催。道内から集まった生産者が、自身の農産物や加工品などを販売します。
2日には、北海道で農業に関し先進的な取り組みをしている、個人や団体を表彰する式典が行われます。
式典では独創性あふれるプレゼン発表!
北大マルシェは「北海道の食と農を人々へ」をテーマに、2009年から開かれてきたイベント。2020年のコロナ禍以降は北大マルシェアワードに形を変え、北海道で農業に関し先進的な取り組みをしている個人・団体を表彰してきました。
今年は北大マルシェアワードの最終審査会を、11月2日午後1時から午後4時半に、北大農学部大講堂で開催します。
今年のテーマは「つくるとたべるの架け橋」。4団体が自身の活動についてプレゼンし、受賞を目指します。学外の人でも予約と参加費不要で式典を見学できます。
そして気になるのが、今年のアワードに参加するファイナリストたち。その活動は多種多様です。
「えづらファーム」は北海道遠軽町の農家。農業や農村の魅力を積極的に発信しています。農家民宿の経営や農業体験、住み込みボランティアの受け入れ、レストランの運営など活動は広範囲に及びます。
「Stand Blue Farm」は北海道美唄市の農家。高品質な作物生産をし、加工品開発に取り組んでいます。元教師という異色の経験も生かした食育にも取り組んでいます。
「Happy Land 安達牧場」は北海道標津町にある牧場。牛乳の生産を通し、「食と命の大切さ」を体験しながら学べる牧場として、『食農教育』に力を入れています。今年の8月1日には、体験型の「酪農家民宿」を開業しました。
「くいしんぼうのやおや」は札幌市の青果店。道内の農家から直接仕入れた野菜を販売しています。農業の諸問題を考える「みんなの畑プロジェクト」を開始し、コミュニティーファームを設置して、新規就農者を応援しています。
北大農学部前で野菜や加工品を販売
11月2、3日の午前10時から午後4時まで、北大農学部前で野菜や加工品の販売会「北大マルシェ」を開催します。
歴代のマルシェアワードのファイナリストと今年のファイナリストの計14団体が参加します。「売ることも大事だが、生産者と消費者が交流できるのも魅力だ」と清本学史さん(北大マルシェアワード2024 実行委員長)は言います。
気になるのが販売される商品。今年のファイナリストたちも自慢の商品を持ち寄ります。
「Happy Land 安達牧場」は牧場グッズや食品などを販売するほか、自分たちの活動内容をまとめたポスターを掲示予定です。
また「くいしんぼうのやおや」のブースでは新鮮な野菜、「Stand Blue Farmのブース」では野菜やコメ、ラー油、マフィンを購入できます。
歴代のファイナリストたちの出店ブースも見逃せません。「グラッドニー牧場(北海道黒松内町)」は牧草のみで育てたグラスフェッド・アンガスビーフの予約販売を行います。また、大麦栽培とビール造りを行う「RIKKA(札幌市)」はクラフトビールの販売ブースを設置します。
食欲の秋。三連休は北海道の農業について理解を深めつつ、こだわりの商品を堪能してみてはいかがでしょうか。
北大マルシェ
場所:北海道大学札幌キャンパス農学部前
時間:11月2・3日午前10時から午後4時
北大マルシェアワード2024 最終審査会
場所:北海道大学農学部大講堂
時間:11月2日午後1時から午後4時半
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
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