第106回全国高校野球組み合わせトーナメント表 春夏連覇経験校対決など1回戦から好カード目白押し
有田工vs滋賀学園で開幕
第106回全国高等学校野球選手権記念大会の組み合わせ抽選会が4日、大阪市内で行われた。
7日の開会式直後の第1試合は有田工(佐賀)と滋賀学園(滋賀)が対戦。第2試合では今春の選抜大会を制し、史上8校目の春夏連覇を目指す健大高崎(群馬)が英明(香川)と激突。第3試合では岐阜城北(岐阜)が2年連続22回目出場の智弁学園(奈良)とぶつかる。
第2日の第1試合では2012、18年に春夏連覇を経験している大阪桐蔭(大阪)と2010年に春夏連覇を果たした興南(沖縄)が対戦。プロ注目のスラッガー、石塚裕惺を擁する花咲徳栄(埼玉)は第3日第1試合で初出場の新潟産大付(新潟)と初戦で顔を合わせる。
第3日第2試合では、2018年準優勝時のエース吉田輝星(現オリックス)の弟・大輝を擁する金足農(秋田)と日本ハム・新庄剛志監督の母校、西日本短大付(福岡)が激突。春のセンバツ準優勝でプロ注目の好投手、今朝丸裕喜を擁する報徳学園(兵庫)は第5日第3試合で、32年ぶり9回目出場の大社(島根)と対戦することが決まった。
第7日の第2試合は、昨夏の準優勝校・仙台育英を破って甲子園切符を手にした聖和学園(宮城)と石橋(栃木)の初出場同士の顔合わせとなった。大トリの登場はドジャースの大谷翔平選手らの母校で、2年連続12回目の出場となった花巻東(岩手)。第7日第4試合で有田工と滋賀学園の勝者と対戦する。
選手宣誓は智弁和歌山・辻旭陽主将
選手宣誓は立候補した19人の中から当たりくじを引いた智弁和歌山・辻旭陽主将に決定。「まさか当たるとは思ってなかったので、びっくりしています。まだ何も考えていないので、これからみんなで考えたいと思います」と笑顔を見せた。
激戦区・神奈川を勝ち抜き2015年以来の優勝を目指す東海大相模(神奈川)は初戦で富山商(富山)と対戦。勝ち上がると4季連続出場の広陵(広島)と3年ぶり23回目出場の熊本工(熊本)の勝者と3回戦で激突する。
また、1回戦で大阪桐蔭と興南の春夏連覇経験校がぶつかるブロックには、春センバツ優勝の健大高崎、大分県大会史上初の4連覇を果たした明豊も同居。ベスト8進出へ熱い戦いが繰り広げられそうだ。
今大会は休養日が3回戦2日目、準々決勝、準決勝の各翌日に設けられており、計17日間の日程。順調に日程を消化できれば23日(金)に決勝が行われる。
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記事:SPAIA編集部