【道内今年初めての猛暑日か】北海道の天気 あす3日(水)からの週間予報/気象予報士執筆
北海道のあす3日(水)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
あす3日(水)は真夏日になりそうです!
こちらはあすの予想最高気温ですが…十勝の足寄町と釧路の鶴居村で35度!
道内今年初めての35度以上、猛暑日になりそうです。その他、札幌で31度、釧路も30度の真夏日予想です。
地球温暖化の影響もあり、北海道でも毎年のように猛暑日が観測されるようになりました。去年は16日間もありました。
では、なぜあすが暑くなるのでしょうか?
その要因の一つは太陽。晴れるからです。「太陽くん」が手招きしています。
誰を呼んでいるのかというと…大陸で温められた空気、つまり「暖気くん」です。
日ざしと大陸からの暖気で暑くなります。太平洋側では夏場は南風が吹くことで涼しい海風になるんですが、西風で暖かい大地を渡る風になるので、全体的に暑くなるんです。
暑い日は、熱中症と食中毒にご注意を!
暑さの注意点です。まず熱中症に注意!
こまめに水分や休憩をとって、室内でも涼しく過ごしましょう。
そして、食中毒にも注意を!調理をする前には手洗いをして、食材はよく加熱。余ったら冷蔵保存しましょう。
あす3日(水)の天気と気温は?
あすの天気と気温です。
各地で晴れるでしょう。最低気温は今朝より3度ほど高い街が多く、札幌も3度高い17度です。日中は広く30度くらいでしょう。
あすの時間ごとの天気、道央・道南からです。
午前を中心に晴れて、千歳では今年初の30度の真夏日に。室蘭も今年一番の暑さになりそうです。あす夜遅くは渡島半島で弱い雨の降るでしょう。
道北・空知です。
各地で夏空が広がります。朝の気温は内陸で15度を下回り、ヒンヤリしますが、日中は急激に暑くなります。風通しの良い服装でお出かけ下さい。
道東・オホーツク海側です。
朝から強い日差しが照り付け、今年一番の暑さです。車の中での熱中症にも気を付けて下さい。ダッシュボードにスマートフォンを置くと高温で故障の原因にもなるので気を付けて下さい。
週間予報、日本海側とオホーツク海側からです。
木曜日からは雲が広がりやすく、土曜日にかけて内陸を中心に急な雷雨に注意してください。暑さのピークはあすですが、木曜からは蒸し暑くなるでしょう。
太平洋側です。
夏空はあすまで、木曜は道南方面で雨の時間があるでしょう。こちらも週末まで天気の急変に注意してください。週末は最高気温25度前後に落ち着きますが、蒸し暑いでしょう。
あすの札幌です!朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
晴れて日中は30度以上の真夏日です。水分補給の水も持っています。日傘を使うことで体感温度が5度前後下がると言われています。暑さ対策にぜひ、使ってください!
※気象予報および、情報カメラのようすは2日(火)午後5時時点の情報です。
最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「お天気コラム」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。
編集:Sitakke編集部ナベ子