「片浦かるた」を販売 地域の風習、次世代へ
小田原市片浦地区に残る歴史、文化、伝統などを伝える「片浦かるた」が春に完成し、一般販売がこのほど始まった。製作は片浦かるたプロジェクト。
かるたは、地域住民らに数年にわたり実施したインタビューをもとに読札を作成。片浦小学校の児童や保護者なども参加し、さまざまな画風で絵札を仕上げた。また、インタビュー内容をさらに文献等で調べ、追記した説明冊子も付属している。
担当者は「この地で培われてきた伝統や風習を次世代へつなげたい」と話している。かるたは1セット1500円。農家レストランお山のたいしょう、根府川郵便局で販売。送料別で配送にも対応。問い合わせは、きやまさん【メール】kataura55sep@gmail.com、【電話】080・4612・8420。