【柏市】笑い・健康・心意気「柏落語会」たんぽぽセンターにて毎月開催
たんぽぽセンター(柏市柏下135の1)で毎月開催している柏落語会。
「今年6月の暴風雨で建物が浸水被害を受け、落語会は中止を余儀なくされました。このたび無事再開できて感無量です」と語るのは、同会の安藤会長です。
開催回数はなんと200回超え!
同会は「笑いと健康」を常に活動の中心とし、日本の伝統文化である落語を広めることで「正しい日本語を学び、使用し、継承する活動を行う」柏市の市民公益活動団体です。
会場のたんぽぽセンターは、病気や障害がある人が地域で自分らしく生活できるようにサポートする通所施設。
地域に開かれた施設を目指して、2006年の開設以来、柏落語会を毎月開催しており、実に200回を超えています。
コロナ禍でも続けた「心意気」の落語会
「やはりコロナ禍が一番大変でした。施設の通所者のため、落語ファンのためにもやめるわけにはいかない。笑いは免疫力アップにつながるという信念の下、万全な感染対策で開催を続けました。対策面でも運営面でも本当に大変で、運営費の持ち出しもありました」と安藤会長。
そこまでする理由を問うと、「心意気です。プロの落語家にも心意気で出演いただいています」ときっぱり。
その心意気のおかげで、プロの落語が良心的な木戸銭で楽しめるのも魅力です。
11月、再開後初の落語会に一番乗りで来場した人に、「一番乗りですね」と話しかけてみました。
「いやぁ、時間を間違えただけですよ」と笑いながら、続けて「以前は都内の寄席に通っていたんですが、友人にこの会を紹介されてからは毎月こちらに通っています」と語り、熱心な常連客であることを教えてくれました。
次回開催は12月10日(日)午後2時から、たんぽぽセンターで。
詳細は問い合わせを。(取材・執筆/koji)
※問い合わせ 電話番号/04-7133-6280 柏落語会 安藤