清川村の中学生が平和語る 広島訪問の経験もとに
村立緑中学校の生徒6人が9月24日、生涯学習センターせせらぎ館で開かれた「広島訪問報告会」で、今夏に訪れた広島での経験や感じたことを発表した。
6人は、清川村恒久平和推進事業で8月5日から7日まで広島市を岩澤吉美村長と共に訪問。平和記念式典や全国の中高生が集まる「ひろしま子ども平和の集い」に参加したほか、平和記念資料館を見学したり、語り部の被爆体験に耳を傾けたりした。
報告会では村内の中学生らを前に、スライドを用いて各自が見聞きしたことを発表したほか、自身が考える平和について思いを語った。3年生の女子生徒は「広島での経験を上手く言葉で表現できず、みんなに伝えたいことを、ちゃんと伝えられないもどかしさを感じた」と話した。