嵐を呼ぶマタニティブルー【えらいこっちゃ!妊娠生活#20】
瀬戸内海の小さな島、直島に住みつつ
現在5才になる娘の母さんをしています。
まつざきしおりです。
今回は、マタニティブルーについてのお話です。
妊娠し、つらく苦しいつわり期を終えた私は、
気持ちもお肌も絶好調!
わりとハッピー、ハッピーな日々を送っていました。
お腹の子、むいむい(私が名付けた胎児ネーム)にブツブツ話しかけては、
ニヤニヤする、そんな平和な日々を送っていました。
(いや、表現よ。)
そんな私でしたが、妊娠後期にさしかかるか!?くらいのタイミングで突然マタニティブルーがやってきたのです。
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晴れ渡る空。その青をそのまま切り取ったかのように広がる海。
穏やかな波のリズムに合わせ、私は鼻歌まじりに舵をきった。
しかし、そんな平穏な日々をかき消すが如く、彼は突然やってきたのだ。
水に1滴の墨汁を落とすかのように、
それはじわじわと私の中に広がり、
彼は、青い空も海も、一気にその黒へと染め上げてしまった。
なぜ彼は来たのか、
その理由もわからず、ただただ焦燥感と不安に駆られた私は、
激しい雨(なみだ)を落とし、身を震わせながら
その嵐が過ぎ去るのを待つしかないのであった。
(「マタニティブルー」著:まつざきしおり)
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はい。
こんな感じで、マタニティブルーに翻弄されてました。
(いきなり文学的に例えだした…!!)
お腹の子どもは日に日に大きくなっていくのに対し、
母親になるということに対する責任感や不安がやってきて…、
みたいなことが原因だったのかもしれません。が、
その時は、本当に何もわからず、何となく不安という気持ちがブワーッと出てきて、それがさらに不安で仕方ない感じでした。
しかし、泣いたら泣いたで案外その後はすっきりしたりして、
「あれ?なんであんなに泣いてたんだろう?」とえらく冷静になったりし、
数日後またそれを繰り返す。という
情緒不安定マタニティな日々でした。
【まつざきしおり】
瀬戸内海の小さな島、直島に移住。
現在は漫画を描きながら、5才の娘みーたんを子育て中。
インスタグラムにて、そんな娘とのゆるい日々を漫画で公開中。
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