【糸島・泊】カラフルなあじさいがズラリ!石段を彩る「あじさい階段」がロマンティックなお寺「ヲベタ清正公堂」
ジトジトと鬱陶しい梅雨の時期。
そんな中でも楽しみなのは、カラフルな小花が可愛い「あじさい」ですよね。
今回は糸島の泊地区で評判の「糸島あじさい寺」へ行ってみました。
今年のあじさいは、どこで見る?石段が“あじさいロード”になるお寺で、感動体験を。
梅雨の風物詩「あじさい」を堪能!「糸島あじさい寺」へ行ってみた
梅雨の季節、糸島であじさいを見たいときは「ヲベタ清正公堂」へ…!
糸島市の泊地区には「ヲベタ清正公堂」というお寺があり、通称「あじさい寺」と呼ばれています。
加藤清正を祀ってあるそうで、福岡市中央区の唐人町、妙法寺というお寺の分院なのだそう。
大きなお寺ではありませんが、とてもかわいらしい佇まいで、梅雨の時期にはたくさんのカラフルなあじさいが参拝客を迎えてくれます。家族や友人を誘って、さっそく出かけてみました。
道路沿いから続く石段
お寺は、田んぼや畑が広がる道路沿いにあり、すぐに見つけることができます。道路からはすぐに参道で、お堂までまっすぐ伸びる階段を上ります。
入り口付近のあじさいの株は、ぎゅうぎゅうには並んではいませんでしたが、徐々に増えていく印象でした。中段の門からはたくさんのあじさいが顔を覗かせています。
どんどん階段を上り、趣のある門をくぐると、あじさいが迎えてくれました。
階段は少し急なのでお気をつけ下さい。長い石段ではありませんが、歩きにくい場所もあります。スロープなどもなく、上のお堂もスペースがほとんどないため、残念ながらお年寄りや車いすの方は下で待っていてもらうことになりそうです。
下からもあじさいや参拝風景は見えるので「ちょっと待ってね」「そこから見ててね」と言いやすいかも…。
見頃は中段
中段からはあじさいがぎっしりと咲き、参道も埋め尽くしそうなほど。赤紫や白の株はあまりなく、薄紫系の色が多かったです。長い石段ではありませんが、鮮やかなあじさいの株がずらっと並び、両サイドを彩っていて見ごたえがあります。
梅雨なので雨が多く、よくて曇り…という天気が続きましたが、訪れた日は休日ということもあって、雨にも関わらず絶えず参拝の列ができていました。雨上がりは雨粒のしずくが花をより際立たせてくれていて、雨のほうがいいのではないかと思いました。
見頃のあじさいには人が並んでいて、一眼レフを持ったカメラマンさんが、浴衣姿のモデルさんを立たせて撮影する場面もみられました。また、それを周囲の人が見学していたりと、辺りはとても賑やかでした。
あじさいと浴衣…そしてお寺、とても絵になります。
参拝の列の皆さんは、とても熱心に拝んでいらっしゃいました。思ったよりお堂の前のスペースは狭めでみなさん譲り合って参拝していました。
広くはないので1組ずつですが、記念写真も交代で撮影していました。
期間限定の御朱印
さらにこの時期には期間限定で、あじさいをあしらったかわいらしい御朱印をいただくことができます。石段のふもとに案内の看板が出ていました。
アクセス
糸島コミュニティバス「大塚」バス停のすぐ近くです。道路沿いにあるので探すこともなくすぐに見つけられますが、本数は少なかったです。
駐車場やバイクなどを停めるスペースはなく、バス停はすぐ近くですが本数がとても少ないため、時刻表などで確認してからお出かけください。
JR筑肥線波多江駅、または糸島工高前駅から徒歩30分ほど。筑前前原駅からはバスで大塚駅すぐです。
あじさい寺周辺
大塚のバス停の道を挟んだ向かいには「ブルーベリーガーデン伊都」の看板が見えます。この日は誰もいないようでしたが、これからブルーベリーの季節なのでまた来てみたいと思います。
さらに、バス停から数百メートルほど歩いたところに、手書きのちょっと変わったフォントで「ハム」とだけ書かれた看板を発見。「???」となりましたが、また遊びに来て探検してみようと思います。次回、あらためてご報告しますね。
いかがでしたでしょうか?
梅雨はなんとなく憂鬱な季節ですが、あじさいを見に出かけると、この時期も悪くないなと思えてきますよね。ぜひお出かけください。
INFORMATION
店名:
ヲベタ清正公堂(糸島あじさい寺)
住所:
糸島市泊546
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。