木更津市郷土博物館金のすず企画展「浮世絵にみる上総・安房」5月6日まで開催!絵・彫り・摺りが一体となって作り上げられた、世界に誇る芸術品をこの目で
木更津市郷土博物館金のすず(木更津市太田2の16の2)で、所蔵する約350点の浮世絵のうち、上総・安房地域を描いた浮世絵を展示・紹介する企画展が開催されています。
北斎や広重が上総を描いた人気作
英語でも「Ukiyo-e」と訳される、日本独自の優れた芸術品「浮世絵」。
最近ではドラマでも取り上げられ、江戸時代の版元、絵師、彫師や摺師が熱い注目を集めています。
今回の企画展では葛飾北斎や歌川広重が上総・安房地域を描いた風景を中心に展示。
見どころは北斎作「富嶽三十六景上総ノ海路」や初代広重作「不二三十六景上総木更津海上」「山海見立相撲上総木更津」など。
いずれも展示されるたび、次回公開の問い合わせがある人気作です。
当時の人々の息遣いまで感じられるような貴重な作品群は必見です。
作品エピソードの紹介イベントも
4月12日(土)、5月3日(土・祝)は、博物館職員が展示解説を行うギャラリートークを開催。
担当の依田さんは「『浮世絵』が完成するまでの順序摺から『浮世絵って何?』を解説したり、今回の展示から知る『広重の上総・安房の旅』のようなエピソードを紹介したりする予定です」と語ります。
エレベーター設備の改修工事のため、一部展示室を休室していた郷土博物館ですが、現在工事は完了し、展示室の観覧は全て再開されています。
また2024年度からは常設展示の観覧料が無料となり、今回の企画展も観覧無料(特別展開催時は有料の場合あり)。
上総地域の歴史を学び、江戸の粋と美意識を感じに、気軽に足を運んでみては。
企画展「浮世絵にみる上総・安房」
開催期間/5月6日(火・振休)まで
公開時期/午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日/月曜日(ただし5月5日は開館)
※問い合わせ
電話番号/0438-23-0011
木更津市郷土博物館金のすず
※ギャラリートークなどの詳細はホームページで確認を
木更津市郷土博物館金のすずホームページ/https://www.city.kisarazu.lg.jp/soshiki/kyoikuiinkai/kyodohakubutsukankinnosuzu/1/2742.html