京料理人の和食歳時記~紅葉のこころ~「里芋とみそ豚の煮物」
みそに漬けた豚肉のうまみを里芋やごぼうがまとって、山里らしい滋味深い一品に。具だくさんで、多彩な味を楽しめます。
里芋とみそ豚の煮物
【材料】(2人分)
豚バラ肉 140g, A(みそ 40g, しょうが 10g), 里芋 2コ, ごぼう 40g, 昆布 3g, ゆで卵 2コ, みょうが 1コ分
【つくり方】
1. 豚肉は約10cm長さに切る。まな板にラップを敷き、豚肉を1枚ずつ広げて並べる。【A】を混ぜ合わせ、ゴムべらなどで豚肉の片面に塗る。上からラップを重ねて包み、冷蔵庫で半日~1日おく。
2. 里芋は皮を厚めにむき、一口大の乱切りにする。ごぼうはよく洗って皮ごと4cm長さに切り、手でたたいて軽くつぶす。里芋とごぼうを小鍋に入れ、水カップ1+1/2、昆布を加えて中火にかける。
3. 沸騰してきたら弱めの中火にし、落としぶたをして約7分間煮る。里芋が柔らかくなったら火を止める。
4. 【1】の豚肉のラップを外して軽くほぐし、【3】の鍋に加える。再び中火にかけ、菜箸で混ぜながら約2分間煮る。豚肉に火が通ったら器に盛る。昆布は細切りにし、半分に切ったゆで卵、みょうがとともにあしらう。