大山登山マラソン 第40回記念 2343人が完走
標高差650m、ゴール前で1610段の石段を駆け登る「第40回記念大山登山マラソン大会」が3月9日、伊勢原駅北口から大山阿夫利神社下社までの全長9Kmで行われた。北は北海道、南は九州・福岡から健脚自慢の2699人がエントリーし、2343人が完走した。
伊勢原小学校で開会式が行われ、萩原鉄也大会会長は「コンディションを整えて臨んでもらいたい。ケガなく事故なく盛会に終わることを祈る。選手の皆さんがんばってください」とエールを送った。式では最高齢出場者の渡辺隆敏さん(86歳)と第1回大会から連続出場を続けている河戸八重子さん(75歳)に対し、表彰が行われた。
レースは年代や性別で7部門に分けられ、北口の一の鳥居前を号砲とともにスタート。ゴールとなる大山阿夫利神社下社を目指し、駆け抜けていった。当日は道端カレンさん、アンジェリカさん姉妹、土佐礼子さん、千葉真子さんや福士加代子さんら五輪や世界陸上で活躍した選手たちがレースを盛り上げた。
伊勢原小学校では、特許庁に地域団体商標登録に出願したことを記念した「大山とうふ」の無料振る舞い、地場野菜、いせはら地ミルクなどの販売も行われた。また、竜神通りでは伊勢原駅前中央商店会による「へびー級のおもてなし」と題した歓迎イベントが催され、竜神太鼓の演奏、キッズダンスや伊勢原ソーレ、音楽の生演奏などで大いに盛り上がりを見せた。
各部門の優勝者とタイムは以下の通り(敬称略)。【男子29歳以下】風間健範(43分04秒)【男子30歳代】田村健人(41分51秒)【男子40歳代】藤岡啓(43分38秒)【男子50歳代】畑中俊彦(45分56秒)【男子60歳以上】植村克秀(52分08秒)【女子39歳以下】吉田一織(52分15秒)【女子40歳以上】大島あかり(55分56秒)