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【料理がうまい酒場へ】中華料理を楽しめる東京の人気居酒屋6選

さんたつ

ビストロシノワYASMIN2

強火でジュッと一気に火を入れれば、香辛料の香りが胃袋を刺激する。ハレの日に行きたい伝統中華や創作中華から、日々の疲れを癒やす街中華まで、うまい一皿をお試しあれ。

興隆菜館

酒も料理も体にやさしいワインと味わう中華ビストロ『ビストロシノワYASMIN』【西荻窪】

よだれ鶏1400円(下)、自家製の台湾キムチ600円(上)。

銀座にある中華料理の名店出身の佐藤恭生さんと、妻の真由子さんが開いた中華ビストロ。“体に負担のかからない食事を”という思いから、無添加、無化調にこだわる。料理は、水煮肉片(スイジューロウピエン)にはエゾシカ肉、黄ニラや香竹を使った麺メニューなど、ジャンルを飛び越えた創作中華が展開される。料理と相性もよいワインは、ナチュラルワイン中心の品ぞろえで、フランスやオーストリア、ドイツなど産地もさまざま。

旨味のある辛さの蝦夷鹿の水煮肉片2200円。
麺類は約4種類をラインアップ。
ワインセラーへは、自分で中に入って選べる。
スタイリッシュな内装でおしゃれ。席の予約は早めに。

『ビストロシノワYASMIN』店舗詳細

ビストロシノワYASMIN(びすとろしのわヤスミン)
住所:東京都杉並区西荻北3-30-11 パルファン1F/営業時間:17:00~21:00LO(日は12:00~13:30LOでランチ営業もあり)/定休日:水・木(最新の営業日はInstagramを要確認)/アクセス:JR中央線西荻窪駅から徒歩3分

際立つ香りを愉しむ新感覚中華料理店『香噴噴 XIANG PEN PEN』【木場】

前菜5点盛り1200円~、中国野菜にんにく炒め1200円など。

店名は、中国語で“よい香りがぷんぷんする”という意味。「出来たてはより強く香りを届けられるので、臨場感を大切にしています」と話すシェフの九鬼修一さん。その言葉どおり、チャーシューの豊潤な風味や、中国野菜の炒め物はニンニクの香ばしさで食欲が刺激される。酒は「自分たちが中華料理と一緒に飲みたいものをそろえた」ということで、フランス産ナチュラルワインや、国内の人気ブルワリーのクラフトビールなどが並ぶ。

海老と野菜のベイフォントン1700円。
フランス産中心のナチュラルワインは、グラス1000円~。
九鬼さんとともに店に立つ妻の彩也佳さんがワイン担当。

『香噴噴 XIANG PEN PEN』店舗詳細

香噴噴 XIANG PEN PEN(シャンペンペン)
住所:東京都江東区東陽3-16-9/営業時間:18:00~22:00LO(土・日・祝は17:00~21:00LO)/定休日:月、第1・3・5火/アクセス:地下鉄東西線木場駅から徒歩5分

和の要素も取り入れた精彩を放つ料理を楽しむ『酒亭中華 いこい』【仙川】

黒酢酢豚935円、白酒550円、麦焼酎「釈云麦」660円。

仙川出身の店主・小池良紀さんが、“地元で飲食店をもちたい”という夢を叶(かな)え、本格中華や和食居酒屋の経験を経て2022年にオープンした。噛むとジュワッと旨味たっぷりのスープがあふれ出る焼き餃子、マグロとピータン香味和えなど、どの料理も小池さんのアレンジが光る。白酒(パイチュウ)や紹興酒といった中国の酒との相性がよいが、約15種類そろう日本酒や焼酎、日本ワインとの組み合わせもよいので試してみよう。

締めにぴったりな五目あんかけ焼きそば塩880円。
「出雲富士」1合990円、紹興酒の「古越龍山 金龍」グラス650円ほか。
カウンターや個室など全26席を設ける。

『酒亭中華 いこい』店舗詳細

酒亭中華 いこい
住所:東京都調布市仙川町1-12-9 SSビル1F/営業時間:16:30~23:00/定休日:月・第3火/アクセス:京王電鉄京王線仙川駅から徒歩3分

予約必須の人気店。伝統中華の鉄鍋を『味坊鉄鍋荘』【湯島】

鉄鍋料理の一つ、ラム肉と大根の醤油炒め煮1680円。

中国東北地方の伝統料理である鉄鍋料理とワインが自慢。オーナーの梁さんや中国人スタッフが現地で親しんできた本場の味を再現している。鉄鍋料理は全部で8種類。なかでも自家製発酵白菜を使った酸菜白肉(スワンツァイパイロウ)は、まろやかな酸味とやわらかな豚肉が調和しておいしい。コースには日替わりの前菜や水餃子、締めにはスープを楽しむ饅頭(まんじゅう)やとうもろこしパンも付く。3000円台からそろう自然派ワインとのコラボを楽しんで。

前菜5皿と鍋料理がセットになった3850円のコース。
オープンキッチンでライブ感を演出。
現地の雰囲気を再現した空間。

『味坊鉄鍋荘』店舗詳細

味坊鉄鍋荘(あじぼうてつなべそう)
住所:東京都台東区上野1-12-9/営業時間:17:00~22:00LO/定休日:月(祝の場合は翌)/アクセス:地下鉄千代田線湯島駅から徒歩2分

酒とのマッチングもよい台湾バルの攻めの一品『天天厨房』【千歳烏山】

麵線900円、蚵仔煎1540円、鶏肉薬膳スープ880円。

和食の技術も学んだ、台湾人店主が営む台湾料理店。料理は本場にも負けないという評判で、蚵仔煎(オアジェン、台湾風カキオムレツ)や麵線(ミュンシェン、麺入りとろみ汁)もひと味違う。夏は台湾直送の緑筍竹の刺し身、冬はセイコガニの茶碗蒸しなど、珍しい季節料理も。本来は食事と飲食を切り分ける台湾料理を、酒にマッチするように工夫しているので、厳選ワインや日本酒との共演も楽しみだ。

猪肉と台湾スパイスの腸詰め990円。
厨房で店主の謝さん自ら腕をふるう。

『天天厨房』店舗詳細

天天厨房(てんてんちゅうぼう)
住所:東京都世田谷区粕谷4-18-7/営業時間:11:30~14:00・18:00~22:00LO/定休日:水/アクセス:京王電鉄京王線千歳烏山駅より徒歩7分

盛りも多くてこの値段。本格中華をお手頃に『興隆菜館』【清澄白河】

深川ハイボール900円、焼き餃子(2人前)760円、五目あんかけ焼きそば850円など。

清澄通り沿いにある本格的な中華料理店。メニューには焼き餃子、マーボー春雨、豚タンの薬膳煮込みとおなじみ料理が並ぶ。一皿400〜800円前後の価格も魅力だ。焼き餃子は薄皮に具がみっしりと詰まり、噛むとジュワッと肉汁があふれ感動する。地元・深川蒸留所のクラフトジン「FUEKI(フエキ)」を使ったハイボールで味わえば、爽快な風味が口の中を洗い流し、また次のひと口と、無限ループがとまらない。

一人利用も気兼ねない。

『興隆菜館』店舗詳細

興隆菜館
住所:東京都江東区常盤2-12-11 篠崎ビル1・2F/営業時間:11:00~14:30・17:00~24:00(土・日・祝は11:00~24:00)/定休日:月/アクセス:地下鉄半蔵門線・大江戸線清澄白河駅から徒歩5分

取材・文・撮影=アド・グリーン 撮影=岡田孝雄、高野尚人、丸毛透、井上洋平

『散歩の達人 東京名酒場』より

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