逗子葉山青年会議所が創立60周年式典を開催
地域に住む40歳までの青年有志がまちづくり活動に取り組む一般社団法人逗子葉山青年会議所(JC/近江谷維人理事長)が創立60周年を迎え、7月26日、逗子文化プラザなぎさホールで記念式典を開催した。近江谷理事長は「明るい豊かな社会を作るため、変化を恐れず新しいことに挑戦する。今後も逗子葉山のために邁進していく」と決意を述べた。
式典には地元選出の議員、逗子葉山JC卒業生、県内JC関係者、奉仕団体役員など約80人の来賓が出席し、60周年を祝った。
あいさつに立った近江谷理事長は、ピーク時には70人いた会員が今年度のスタート時には4人にまで減少し、存続が危ぶまれた厳しい現状を報告した。そうした中、新たに5人が入会。1桁の会員数ではあるが、「ご当地ミッションラリー」など地域にインパクトを与える事業を行えたことで「まだまだ地域に貢献できるポテンシャルがあると確信した」と力強く語り、これからも逗子葉山のために力を尽くすことを誓った。
仲間とともに
来賓としてあいさつした逗子市議会の匂坂祐二議長は第38・47代の理事長経験者。「まちになくてはならない存在として、まちづくり、人づくりに取り組んでもらいたい」と期待を込めた。
同じくOBの近藤大輔神奈川県議会議員は「9人の若い力が奮闘してくれるのは、地元の人間にとって頼もしく、今後の展開を期待したい。振り返れば多くの仲間がいるので、力を合わせていきましょう」とエールを送った。
歴代理事長の紹介では懐かしい顔ぶれに、OBたちは笑みを浮かべていた。最後に新入会員5人の認証式も行われ、会場から大きな拍手で迎えられた。