2025年高校野球春季関東大会トーナメント表 健大高崎・石垣元気が3者連続三振締めで頂点
専大松戸に快勝で2年ぶり4度目の優勝
高校野球春季関東大会決勝が25日、茨城県水戸市のノーブルホームスタジアム水戸で行われ、健大高崎(群馬1位)が専大松戸(千葉1位)を7-2で下し、2年ぶり4度目の優勝を果たした。
健大高崎は初回に3点を先制して主導権を握ると、その後も小刻みに加点。投げては4投手のリレーで、9回は最速158キロ右腕・石垣元気が3者連続三振で締めた。
昨春センバツを制し、今春センバツでもベスト4の健大高崎。昨夏にトミー・ジョン手術を受けた佐藤龍月も投球練習を再開する予定で、夏に向けて手応えは上々だ。
専大松戸は惜しくも準優勝に終わったが、準決勝でセンバツ優勝の横浜(神奈川1位)を撃破した1勝が光る。激戦区の千葉で2年ぶり4回目となる夏の甲子園を目指す。
横浜は公式戦27連勝でストップ、東海大相模・福田拓翔はノックアウト
甲子園につながらない春季大会とはいえ、横浜の注目度は全国区。昨秋の明治神宮大会を制し、今春センバツで秋春連覇を達成した横綱が公式戦無敗記録を伸ばすか熱視線が注がれたが、専大松戸に敗れて27連勝でストップした。大阪桐蔭以来2校目となる2度目の甲子園春夏連覇に向け、心機一転、夏に向けて再スタートを切る。
その横浜に神奈川大会決勝でサヨナラ負けした東海大相模(神奈川2位)は、準々決勝で山梨学院(山梨1位)に2-6で敗戦。右肘を痛めていたプロ注目右腕・福田拓翔が先発したが、3.2回8安打4失点と打ち込まれ涙を呑んだ。3年生となり、最後の夏に打倒・横浜を果たせるか注目される。
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記事:SPAIA編集部