次の総理にふさわしいのは誰だ? 経済のプロが推す「今の日本に必要な人」とは
8月16日(金) 寺島尚正アナウンサーがパーソナリティーを務めるラジオ番組『おはよう寺ちゃん』(文化放送・月曜日~金曜日 午前5時00分~9時00分)が放送。金曜コメンテーターでMCPアセット・マネジメント チーフストラテジストの嶋津洋樹さんと、自民党総裁選挙について意見を交わした。
寺島アナ「岸田総理が9月に予定される総裁選挙に出馬しない意向を表明したことを受け、内閣の一員として岸田総理を支えてきた閣僚の中からもきのう、出馬に意欲を示す発言が相次ぎました。出馬に必要な推薦人20人の確保が課題の議員もいて、早期の発信で支持を拡大する狙いもありそうだと読売新聞には出ています。河野太郎デジタル大臣は外務大臣や防衛大臣を歴任したことを挙げ、「いつかこの経験を活かせる日がくればと思っている」と話しました。上川陽子外務大臣は「私自身、何をすべきか熟慮した上で決断し、それを行動に移して行く覚悟だ」と出馬を模索する考えを示しました。斎藤健経済産業大臣は「総裁選に出るべきだとの連絡が数多く寄せられた」と明かし、「切実な思いで発せられていると感じていて、真剣に聞いていかなくてはいけない」といいました。小林鷹之前経済安全保障担当大臣は推薦人20人に目処をつけ、出馬表明へ調整に入ったといいます。このほか、小泉進次郎元環境大臣、高市早苗経済安全保障担当大臣といった名前が挙がっています。嶋津さん、まず岸田総理が総裁選挙に出馬しない意向を表明しましたが、これはどういうふうにご覧になりましたか?」
嶋津「すごくびっくりしました。出ない理由なんかあるのかなと。支持率が低いとかいろいろあるんですけども、だからと言って、まあ可能性はゼロではないですけども、野党に有力な候補がいて選挙に大負けするかなという感もありました。あと、岸田総理は首相職にすごくこだわりのある方だと伺っていたので、本当に驚きましたね」
寺島アナ「名前が挙がっている人の中で、経済的に見るとどの人が自民党の総裁にふさわしいんでしょう」
嶋津「経済政策で言うと、アベノミクスからの延長を考えている高市さんが今の日本に必要なところだと思っています。アベノミクスを継承されているというところで非常にわかりやすく、これまでも情報発信されているなと思っています」
〈出典〉
自民党総裁選、「ポスト岸田」に意欲示す発言相次ぐ…推薦人確保が課題の議員も : 読売新聞