10年以上、檻の中に閉じ込められた『ボロボロの犬』を飼った結果…『現在の姿』に感動の声相次ぐ「本当によかった」「幸せになって」と絶賛
X(旧Twitter)で話題になったのは、過酷な環境を生き抜き、幸せを掴んだプードルさんのお姿。辛い過去と運命の出会い、そして幸せに暮らす現在のお姿は、多くの人々に感動を与えることとなりました。
10年以上、檻の中に閉じ込められていたボロボロの犬をお迎えした結果…
Xアカウント『@DachsMonji』に投稿されたのは、ミニチュアプードル「はる」ちゃんのお姿。
はるくんが飼い主さんと運命の出会いを果たしたのは、2021年の春。先住犬であるミニチュアダックスフンド「じろ」くんがお散歩中に出会うトイプードルさんとなら仲良くできることから、もしご縁があるならプードルさんをお迎えしたいと考えられていたといいます。
そんな時、保護団体さんに保護されていたはるちゃんの存在を知ることとなったのです。沖縄の山中に紐でくくられ、捨てられていたところを保護されていたというはるちゃん。おそらく元繁殖犬で、10年以上檻の中に閉じ込められていたと考えられており、腰も足も曲がりボロボロでガリガリだったのだそう。
幸せに暮らす姿に感動
お迎えされた後、はしゃぎすぎて水をぶち撒けたり、足元を見ずに歩いて溝にハマりそうになったり、自分のうんち踏みそうになったり…およそ成犬らしくない無邪気な行動を見せていたというはるちゃん。
飼い主さんは繁殖犬として10年以上檻に閉じ込められていたから…と、聞いてはいたものの、ふわふわでもこもこのお体と素敵な笑顔を取り戻したはるちゃんを見て『ぬいぐるみが生命を吹き込まれて3年目だから仕方ない』という説を推されていたのだといいます。
先住犬との関係性も…
先住犬の「じろ」くんとの初対面の日、飼い主さんは『はるにとって辛い環境に来させてしまったかと後悔した』と語ります。じろくんは嫉妬のあまり、吠えまくり、次の日はケージ越しに噛みつきかけてしまったことも…。
しかし、飼い主さんがおふたりにまんべんなく愛情を注ぎ続け、さまざまなアドバイスを受けながら工夫をこらしたといいます。そして田舎に連れて行った時のこと…なんとじろくんは、はるちゃんにしっぽを振りながら鼻チューをしてくれたのだそう。
そこからは一気に距離を縮め、一緒のお布団で眠ることもできるように。ともに暮らす猫の「てん」さん、「ふく」さん、「くま」さんも含め、正式に『うちの子』になれた瞬間だったようです。
家族とともに幸せにあふれた穏やかな日々を過ごすはるちゃん、過酷な環境を生き抜き、永遠の家族との幸せを掴んだそのお姿には、多くの反響が寄せられることとなりました。
この投稿には「おめでとうございます」「お幸せにね」「苦労した分、幸せになって」「ママさんに出会えてよかった」など多くのコメントが寄せられています。
写真・動画提供:Xアカウント「@DachsMonji」さま
執筆:ayano
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。