ジャングリア目玉アトラクション “世界最高のアニマトロニクス”で作る恐竜の強さ 森岡CEO「恐竜は死なないんですよ、もう死んでいるから。」
JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)が、2025年7月25日(金)に開業します。
ジャングリア沖縄の目玉アトラクション
刀による新テーマパーク「ジャングリア沖縄」。沖縄北部のやんばる周辺に開業する、大自然を楽しむテーマパークです。
パーク内には22のアトラクションが登場。中でも目玉のアトラクションが「ダイナソーサファリ」です。
12人乗りの装甲車に乗り込み、恐竜の世界に出かけるサファリライド。
システム制御ではなく、ドライバーの運転でジャングルの荒地に進んでいきます。その中で大型のティラノサウルスに遭遇してしまい、必死に逃げるというスリリングな体験ができます。
約45,000㎡の敷地を駆け巡る、約17分の体験時間が特徴です。
VRではなく、恐竜はアニマトロニクス(ロボット)で表現。アンキロサウルス、ステゴサウルス、そして大型のティラノサウルスなどが登場。記者会見では、開発中のステゴサウルスのアニマトロニクスの映像も披露されました。
中でも圧巻だと宣伝されているのが、超大型のブラキオサウルスです。全部で20体を超える恐竜に出会えます。
ブラキオサウルスは、ビル7階分に相当する全高20m。非常に温厚で、温厚な草食恐竜で、かなり間近まで接近することができます。間近まで接近すると、大型すぎて装甲車の行く道を阻んでしまうかもしれません。その時はブラキオサウルスの股の下を潜っていく体験があるかもしれません。
森岡CEO「恐竜のアニマトロニクスは世界最高の技術」
記者会見で、刀の森岡CEOは記者の質問に答える形で、「ダイナソーサファリ」について、本当に恐竜は追いかけてくるし、本当に恐竜に襲われると説明。
映像では、映画を見ているみたいに他人事で見ているが、実際に目の当たりにすると本当の大きさを感じられると期待をもたせました。
また、恐竜のアニマトロニクスについては、世界最高の技術で、目や皮膚の動きなど細かい動きまで全て制御しているとアピール。
現物が襲ってくると人間の脳は怖いと感じ、そのスリル、ハラハラは恐竜映画の主人公になったようだと説明しました。
主人公になったようなスリルを、恐竜の牙や涎がかかりそうな間合いでハラハラさせられるかを、刀のクリエイティブが誠意調整中とのこと。今の技術の限界に挑戦すると宣言しました。
悪天候時はまた違ったスリル
株式会社ジャパンエンターテイメントの森崎CMOは、悪天候時について説明。
沖縄の、一時的に雨がざっと降るような天候については、むしろその天候状態の時のアトラクションが楽しいというようなアトラクションの体験開発をしているという中で「ダイナソーサファリ」に言及しました。
木々がうっそうと生い茂るジャングルの中を運転する装甲車に乗って走行するアトラクションだとし、路面状況が悪くなるほどスリルが増すとし、雨天の中で遭遇する恐竜のスリルは晴天時とはまた違ったものが楽しめるとアピールしました。
恐竜は死んでいるから不滅のブランド
さらに森岡CEOは、恐竜を用いたアトラクションの利点について語りました。
「恐竜はですね、死なないんですよ。もう死んでるから」と話すと、記者の間からも笑いが。
恐竜は不滅のIPだと説明し、不滅のブランドで絶対に陳腐化しない。「絶対に死なないんです。もう死んでるから」といいます。
さらに誰にもライセンス料を払う必要がなく、世界中でアイコニックだといいます。
開発段階では、大森林の中で出会う異形の怪物のハラハラドキドキ体験を考えていく中で、初期のプレデターのようなものも候補に上がったと明かし、その中でもくて不遍で誰にでもハラハラキドキで、ジャングル感のある大自然の中というコンセプトを考えると、恐竜が一番よかったとのこと。
プロが本気で作ったらどこまでのクオリティで動きになるのか、僕らのベストを尽くそうと思っているとアピールしました。