「レンジフード」にベットリこびりついた20年ものの“ギトギト油汚れ”は落ちる?“家庭用洗剤”で検証
お掃除に欠かせない洗剤。プロが使う業務用洗剤も、手軽に目にすることができるようになりました。じっさいに「家庭用洗剤」と「業務用洗剤」はどんな違いがあるのでしょうか? 今回は、お掃除のプロ株式会社ダイキチさんに、それぞれの違いを比較検証とあわせて教えていただきます。プロも驚く、お掃除の結果になっています。
教えてくれたのは……ダイキチカバーオールさん
ダイキチカバーオールは、“お掃除サービス”を通じて地域の生活を守り、人々のイキイキした暮らしに貢献することをモットーに、日常清掃からビル、オフィス、病院の清掃など、プロによる質の高いサービスを提供している。
プロ目線で“油汚れ”の落ち具合を比較検証
今回は、業務用洗剤と家庭用洗剤をお掃除のプロが実際に使ってどのような違いがでるのかを検証します。比較に使う洗剤は、プロが使う業務用洗剤〈ケミフォーム〉、家庭用洗剤〈キッチンマジックリンハンディスプレー強力分解タイプ〉の2種類です。
ケミフォームとキッチンマジックリンハンディスプレー強力分解タイプ、それぞれの洗剤の特徴は以下の通りです。
【参考価格】
・ケミフォーム:3000円(100gあたり75円)
・キッチンマジックリンハンディスプレー強力分解タイプ:348円(100mlあたり87円)
【使用用途】
コンロ・五徳・換気扇。
ケミフォームはこの3つ以外にも、レンジフードやオーブン、厨房の壁など油汚れや油の焼きつきにも使えます。
※ご紹介した商品の価格は、価格の変動や売り切れが発生する可能性があります。現時点での情報は店舗などでご確認ください。
20年の汚れがついた「レンジフード」で検証!
家庭用のレンジフード(コンロの上にある換気扇)を使って、油汚れの洗剤を試していきます。今回は、20年使用してるレンジフード。汚れがベッタリとついています。このふたの部分を4つに分けて、それぞれの油汚れの落ち具合を試していきます。
今回は、一番汚れがひどい場所に〈ケミフォームの原液〉を塗布しました。
ほかには、〈ケミフォームの50倍希釈〉、〈キッチンマジックリン〉、〈何もなしない元の状態〉の4つに分けます。
検証方法は、以下の通りです。
1.ゴム手袋を着用し、4つの区画それぞれに、たっぷりと洗剤を吹きかける。(洗剤は混ぜないように吹きかける)
2.5分、放置する。
3.柔らかいパッドでこする。
4.最後に雑巾で洗剤を拭き取る。
プロも驚く!油汚れの落ち具合は?
洗剤を塗布して5分放置した後、柔らかいパッドを使って掃除をし、雑巾で洗剤を拭き取ってみると……
・ケミフォームの原液……塗布したところはきれいに汚れが落ちている
・ケミフォームの50倍希釈……薄く汚れが残っている
・キッチンマジックリン……塗布したところはきれいに汚れが落ちている
キッチンマジックリンの結果に、お掃除のプロも驚きの声を上げるほど。ゴム手袋を外して素手で触ってみると、洗剤を使った3か所は、キュッキュッと音が鳴ります。
気になるプロからの評価は?
今回「家庭用洗剤」と「業務用洗剤」を比較検証した結果、いずれの洗剤でもギトギト油汚れがなくなり、見た目のきれいさもほぼ変わらない結果となりました。家庭用洗剤は想像以上の効果を発揮し、プロも驚く効果を実感できました。
キッチン周りの頑固な汚れも諦めず、家庭用洗剤をうまく取り入れながらキレイをキープしていきましょう!
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。
ayako/ライター